伝わるコードレビュー 開発チームの生産性を高める「上手な伝え方」の教科書

個数:1
紙書籍版価格
¥2,750
  • 電子書籍
  • 特価

伝わるコードレビュー 開発チームの生産性を高める「上手な伝え方」の教科書

  • ISBN:9784798186009

ファイル: /

内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

【本電子書籍は固定レイアウトのため7インチ以上の端末での利用を推奨しております。文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。ご購入前に、無料サンプルにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください】

コードレビューを円滑に進めたいあなたへ。
効率的なテキストコミュニケーションの技法を身につけよう。

コードレビューは、チームで開発するプロダクトの品質を高める重要なプロセスです。しかし、オンライン上のテキストコミュニケーションが基本となるコードレビューでは、「意図が正しく伝わらない」「受け手がネガティブに受け取ってしまう」などのすれ違いが頻発し、手戻りや誤解を生んでしまうことも少なくありません。

本書は、そんな意図や感情のすれ違いを起こさない「伝わるコードレビュー」の技法を解説した書籍です。具体的な19の事例シーンをもとに、わかりやすいプルリクエスト・レビューコメントの書き方や効果的なレビューの進め方を詳しく解説します。

事例シーンは、
・緊張感のあるレビューコメントが返ってきたとき
・説明不足のPRが提出されたとき
・考え方や価値観が食い違ったとき
など、開発現場のコードレビューでよくあるミスコミュニケーションのケースを収録。かわいいキャラクターとともに、問題の原因と対策を整理し、実践的な解決アプローチを提案します。

「レビューのつもりが指摘合戦になってしまう」
「何を伝えたいのかわからないコメントが飛び交ってしまう」
そんな悩みを抱える開発チームにとって、本書はよりよいコードレビューの指針を示すガイドラインになるはずです。レビューの指摘が的確に伝わり、レビューを受ける側も納得感をもって改善できる―そんなスムーズなコードレビューの技法を、本書で身につけましょう。

■解説TIPS(一部)
クイズを出さない/性善説で考える/チームで共有するタグを作る/作業ログをつけて参照場所をリンクする/相談までの時間を決める/わからないレベルを伝える/自分の考え・意見を添える/詳細を明示する/「念のため」の確認をする/上手に催促する/聞きたいことを絞る/Before/Afterの画像を載せる/テンプレートを用意する/ラベルをつける……他、多数の実践的なTIPSを収録!

■対象読者
・コードレビューのよりよいやり方を知りたい現場のエンジニア、メンター
・チーム全体でコードレビューの指針を整えたいリーダー・マネージャー
・はじめてコードレビューをする新人エンジニア

※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

リットン

5
とりあえずコードレビューをするというのがどういうことなのか、仕入れておこうと思って、テキトーに読んでみた。そもそもコードレビューというのが、「何をレビューするか」と「どうレビューするか」があるとしたら、自分が認識していたのは、前者の側面ばかりで、後者のことはあまり考えていなかったな、というのがこれを読んでの感想。漠然と自分がコードレビューに対して、自信がないのはどちらかというと、前者でもある。けれど、後者という観点があることを認識できて、構造化できたという点で、読んだ価値があった。2025/07/06

3
個人的に気をつけようと思ったTips 「根拠がないことを伝える」 「何をして欲しいかを伝える」 「念の為を確認する」 「「すぐに返せないこと」をすぐに伝える」 「「「聞きたいことを絞る」」」(これ特に3点とかで質問することが多かったので確かにと思った) 「クローズドクエスチョンを使う」 「やってないことを書く」 「相手の理解の段階を踏む」2025/06/21

Go Extreme

2
開発チームの生産性向上 開発メンバー間の信頼関係構築 「問題 vs 私たち」の関係 決めつけない心構え 客観的根拠に基づくコメント 前提知識共有の重要性 チームでの仕組みによる改善 説明不足PRの解消 細かすぎる指摘とLintツールの活用 思考停止しないレビュイーの姿勢 レビューポイントの明確な提示 放置PRの防止と進捗管理 意図不明コメントへの確認 関係者確認漏れの防止 感情的コメントの回避 クイズ形式・命令口調の禁止 作業ログによる背景共有 相談時のわからないレベル伝達 同期コミュニケーションへの移行2025/05/25

1
コードレビューで、どのような履歴を残して、どうコミュニケーションをするべきかがまとめられています。私が得られた最も重要な学びは、チームメンバーを無意識に傷つけないように、一方で効果のあるレビューにするために、どういう工夫をすればいいかの知恵です。これから私は、まずはプルリクのテンプレートを作ろうと思います。そして、「『間違ったコメントをしても大丈夫』という信頼関係」をチームメンバーと育むように意識します。2025/07/12

たいち

1
コードレビューに関するやりがちな失敗が取り上げられていて勉強になった。レビューイーのときは、単なる質問に対して変更要求だと勝手に勘違いして、意味を深く理解しないまま変更を加えてしまうことがよくあった。また、レビューワーのときは、気を使いすぎて、遠回しな表現を用いる事があった。本書を参考にして直していきたい。本書で取り上げられている明確で円滑なコミュニケーションはコードレビューだけにとどまらず、その他のチャットでのやりとりにも通じるのだろうと思った。 2025/06/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22554863
  • ご注意事項

最近チェックした商品