本は人生を生き抜く最強の武器である 問いから始める「自分を変える読書」のすすめ

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本は人生を生き抜く最強の武器である 問いから始める「自分を変える読書」のすすめ

  • ISBN:9784799331521

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内容説明

ノーベル文学賞受賞 ハン・ガンと並び第11回教保文庫出版アワード「今年の作家賞」受賞!
韓国で話題沸騰。初の邦訳
自由に生きるため
私は今日も本を読む。


交通事故で死の淵をさまよった後、3000冊の本を読み、人生を劇的に変えた「韓国で大注目のベストセラー作家」コ・ミョンファン。
初めての邦訳、ついに登場。


求められるままに、日々、誰かのためだけに忙しい日々を送っていませんか?
自分が本当にしたいことがわからなくなっていませんか?
世の中の情報に飲み込まれて、本当のことがわからなくなっていませんか?

自分の人生を生きたいならば、本を読みましょう。
ただ読むのではなく、「問い・考え」ながら。

でも、時間がない……そんな声が聞こえてきそうです。
著者はいいます。
「忙しいからこそ本を読むべきだ」
本を読むことで、自分自身が成長する。
そうすれば、できなかったことがうまくできるようになり、時間が生み出せる。そしてまた本を読む時間が増える。
さらに成長できる。

「最も優れた本とは、最も多く考えさせられる本だ」

ニーチェの哲学をもとに著者が考案した人生を深化させる読書術。
本との対話であなたは成長する――読書の3段階

1.ラクダ段階:知識を背負い、忍耐強く学ぶ
2.ライオン段階:自分だけの問いを見つける
3.創造的に答えを生み出す

さあ、今すぐ本を読もう!
自由に生きるために、私は今日も本を読む。


【目次】
日本のみなさまへ
はじめに~最もつらい道こそ実は最も近道である

第1部 本は人生を生き抜く武器である
1章 「自分」をつくりあげるために私たちは本を読む
 回答する世界ではなく、質問する世界を生きる
 FIREを夢見るあなたへ
 最も優れた本とは最も多く考えさせられる本である
 本が投げかけてくる質問についてひたすら思考する
 7兆ウォンを手にする富豪が死ぬ前に後悔したこと
 読書によって、時間を支配する凝縮の力を手に入れる
 考えなければ目は濁る。読書が鋭く澄んだ目をつくる
 経験しなくてもいい苦痛から抜け出したいなら
2章 真の自分と出会うために私たちは問う
 苦労した人だけが得られる幸せがある
 目の前のことだけに集中すれば知らぬ間に世界は変わっている
 いい問いひとつで人生は大きく変わる
 「座右の書」は日々変わる
 「知っている話」の罠
 成功よりもずっと大切なことのために
 めちゃくちゃなカオスからしかアイディアは生まれない
 人生も読書も長距離レース
3章 望む未来の自分を思い描く
 情熱が生まれる「アファメーション」の力
 自分の中に存在している本当の「自分」を探そう
 決して失敗するとは思えない人生を準備しよう
 明確な概念を持たない人になろう
 幸運は足し算ではなく掛け算である
 幸福を手にする人々の口ぐせ
 空想せず想像せよ
 所有するのではなく自分の中に積み上げる
 不足感が必要な理由
 「他人」という文字の秘密
 誰かの成功を助けよう

第2部 ニーチェに学ぶ人生と読書の3段階
 ニーチェに学ぶ人生と読書の3段階
4章 何かに引きずられることのない人生の始まり「ラクダ段階」
 ラクダ段階へようこそ
 何を読めばいいかわからない人のための本の選び方
 本を読む苦痛をまず楽しもう
 1日1分、脳をだます読書法
 読みながら寝落ちする経験
 本をぼろぼろにする練習
 失敗はしても敗北してはならない
5章 ひたすら自分に集中する
 勇気ある人生「ライオン段階」
 ライオン段階へようこそ
 みんな同じ? 自分は違う!
 焦りと慢心に警戒しよう
 10ページ読書法のすすめ
 月に1度、10時間の読書
 ノートではなく、心に刻もう
 読書会に出かける理由
 朝には一篇の詩を読もう
 自分だけに意味のある文章を持とう
6章 自分だけの哲学で世界を動かす「子ども段階」
 子ども段階へようこそ
 ライオンと子どもの相違点
 周りの人々に幸せを分け合える「メッセンジャー」になろう
 本に出会ったら本を殺めよ
 1行読んで、1時間考える
 静かな瞬間
 武器が詰まった自分だけの書斎をつくる
 これが真に安定した人生だ

おわりに~図書館は偉大だ
付録1 ラクダ段階におすすめの本
付録2 ライオン段階におすすめの本
付録3 子ども段階におすすめの本
本書に登場する書籍リスト

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ロクシェ

19
評価【◎゚】お笑い芸人→飲食店経営者→作家という異色の経歴を持つ著者による読書術の本。日本人で例えるなら "読書に目覚めて作家になった世界線" のたむらけんじ氏が近いだろうか。本書で最もユニークなのは、ニーチェの「精神の三段階変容」になぞらえた「読書の3段階(ラクダ→ライオン→子ども)」だ。正直この部分(第2部)だけでも立ち読みする価値は十二分にある。内容が刺さったらレジへ進もう。自身がライオン段階にいると知れたのが最大の学び。「韓国人の成功者が書いた読書術の本が日本語訳で読める」点に価値を感じる1冊だ。2025/11/30

ゴーヤーチャンプルー

12
親父の書斎より。本を読む事で常に問いを投げる事、その思考がとても大切だという。「最も優れた本は最も多くを考えさせられる本だ」との事。読書レベルに合わせてたくさんの本が紹介されており、何冊か読んでみよう。韓国人作家の本って何かいいんだよなー。この方、もともとコメディアンで生死を彷徨うほどの交通事故がきっかけで読書に目覚めたらしい。今では売れっ子講演家みたいだ。人間万事塞翁が馬。2025/10/28

まゆまゆ

12
自分で信じた道を進むために、本を読み、自分への質問を通じて考え、自ら答えを出すことを繰り返すことを説く内容。読書は苦しいが、苦しみの先に成長がある。いい質問一つで人生を大きく変えることができる。ソクラテスのように自分に向かって質問を投げよう。ラクダ、ライオン、こどもの3つの精神の変化の話は興味深い。2025/07/17

カチ

11
題名に惹かれて読了。初読みの作家さんだけど、この方ちょっと有名な方なのね。読書を激推ししてて、読書好きな私も肯定されてる感じがして、ウンウンと思うのだが、読んでいくと、アレ?ちょっと私と読んでる本が違うかもと。私は苦しい読書はしないし、楽しむ為に読む。自己啓発本や純文学も読まないし。これじゃ成長しそうにないし、ずっとラクダのままかも。でも「武器」にならなくても「友」でいてくれたらいいかな。読書から得るものは人それぞれでいいと思う。読書愛だけは一緒。本の紹介で1冊だけ読んだ本があった!2025/10/26

コジターレ

10
読んでみれば自己啓発書なのだが、「読書」を切り口にしているところが類書との差別化といえる。本を読む人間からすれば当たり前のことが多く書かれているが、学べることも多い。最近スマホを触る時間が増えているので、一日中本に触れたり読んだり考えたりする自分を取り戻したいと思った。2025/09/10

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