内容説明
個から普遍へ、普遍から個へ。『夕顔』(三好達治賞)『空の泉』全篇はじめ、初期詩集から最新詩集までを抄録。清水昶との80年代の対話「文学の「達成」とは?」を収録。
目次
詩集“毛男”から
詩集“緑が雲を思う”から
詩集“西津軽へ”から
詩集“この地上で”から
詩集“森の星”から
詩集“ひとつのりんご”から
詩集“夕顔”全篇
詩集“空の泉”全篇
童話 ブナの根開け
評論
対談 文学の「達成」とは?(清水昶;藤田晴央)
作品論・詩人論
著者等紹介
藤田晴央[フジタハルオ]
1951年青森県弘前市生まれ。18~36歳まで東京で暮らしたあと青森市に転居、その後弘前市に移る。弘前高校文芸部時代に詩を書き始め、1970年、丸山薫らの第四次「四季」会員となる。これまでに「露青窓」「孔雀船」「弘前詩塾」「亜土」「歴程」などに所属。2014年、詩集『夕顔』(思潮社)で第9回三好達治賞を受賞。2018年、秋田雨雀賞受賞。1998年、「ふるさとの詩」コンクール優秀賞(新川和江ほか選)。1987年、「年刊現代詩集」奨励賞(長谷川龍生ほか選)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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