尊氏と正成 - ともに見た夢

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尊氏と正成 - ともに見た夢

  • 著者名:天津佳之
  • 価格 ¥950(本体¥864)
  • PHP研究所(2025/05発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569904870

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内容説明

「利生」を心に抱く同志として、後醍醐天皇とともに鎌倉幕府を打倒した足利尊氏と楠木正成は、なぜ敵味方に分かれて戦うことになってしまったのか――。第12回日経小説大賞受賞作、待望の文庫化! 私利私欲がうごめく政治の腐敗があるなか、「民がおのおのの本分を為し、生きる甲斐のある世にする」という想いを胸に、尊氏と正成、そして後醍醐天皇という異なる個性を持つ三人が理想の世をかかげた建武の新政が始まった。しかし、公家もそして武家も私利私欲がうごめく政治の腐敗は止めようがなく、尊氏と正成の運命は引き裂かれていく――。「太平記」の時代を新たな視点で描く傑作歴史小説。『利生の人 尊氏と正成』を改題。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

けんけんだ

13
後醍醐天皇、楠木正成、足利尊氏が「利生」を志して鎌倉幕府を滅ぼし、建武の新政がはじまるが、やがて敵味方に別れて行く。尊氏の尊は尊治(後醍醐天皇)の名前からもらったとか、尊氏がなぜ離反したのかとか、正成と尊氏の関係とか、南北朝時代の始まりとか、面白く読むことができた。2025/06/14

KT1123

3
利生とは、衆生に神仏の利益をもたらすこと。足利高氏(尊氏)と楠木正成、後醍醐天皇は、利生の世を目指して鎌倉幕府(北条執権家)を打倒し、後醍醐天皇は建武の新政を始めるが、政を担う公家の武家への侮りが理想を阻み、最終的に尊氏と正成が戦うことになる皮肉…、という感じなのだが、この時代に疎くて(^_^;) 戦闘シーンが詳しくて、足利には貴族的なイメージを持っていたのが覆されました。再読すればもう少し物語に入り込めるだろうか?2025/07/29

鵜川161

1
最後は、悲しい終わり方であった。作中では、感情の乏しい足利尊氏が、小説の最後に楠木正成の死を知り、慟哭することで幕は閉じる。とても良い作品でした。多くの人に読んでもらいたい。太平記を読んでみたくなった。2025/09/04

バナザード

0
尊氏と正成。共に佳き世を作ろうとした同志でありながら、戦っていったことが切なく胸に迫った。息子同士も敵として戦っていくも、隣に墓?があるというのはこの切なさからの救いになるかな。2025/07/04

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