焼死体たちの革命の夜

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焼死体たちの革命の夜

  • 著者名:中原昌也【著】
  • 価格 ¥3,256(本体¥2,960)
  • 河出書房新社(2025/04発売)
  • 初夏を楽しむ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/1)
  • ポイント 870pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784309039602

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内容説明

病に倒れる直前までに書かれた短篇を集成。馬に乗って新宿を彷徨う「あの農場には二度と」など、時代の危機を先取りする崩壊感覚と、生のあり方を問う真摯さに貫かれた世界水準の傑作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

練りようかん

17
表紙きっかけの短編集。一編目の「わたしは花を買いに行く」は、同僚にその鼻歌は何の曲かと聞き、返ってきた言葉が素敵でぽんと引き込まれた。ルンルンは自分で作る、奏でるものと思える効果があらわれるのだが、果たして主体主導であるかは未決にしておきたい気持ちになる。編を重ねていくと、説明しようのないある法則にはまった人たちの作品集に思えて、相乗効果と不条理を感じるサイクルという面が強くなっていった。「あの農場には二度と」やダークツーリズムを想起した表題作の、力技でも人間力でもない動いた力は何なのかが頭に残った。2026/04/13

フランソワーズ

13
初読みの小説家。何が言いたいのかわからない。けど、すごく面白い。変拍子、脱線の連続で、伏線回収なんてク○喰らえ。しかも、ウソのようなホントのような蘊蓄が鎮座したり、「さっきあったような?」っていう文章が平然と出てくるし。でもこの小説家さん、詩心あるよ、きっと。他の作品もぜひ読みたい(と思うものの、短編限定)。お気に入りは、『わたしは花を買いにいく』)。2025/10/25

garth

9
「実際には、肉食の蟹は闘いに負けた人間を、頭から丸ごと食してしまうので、死体は残らず、なかなか実態が把握し難いのが現状であるのだが、それでも綿密な調査を求める声は後を絶たない」2025/05/28

おやぶたんぐ

5
「偉大な作家生活には病院生活が必要だ」(ttps://bookmeter.com/reviews/129427363)と共に購入。脈絡のない文章で展開する内容は、唐突にして不可解だがリーダビリティは高い。何だかパターン化している気もするが。2025/08/16

uchiyama

4
めちゃくちゃ面白い。書かれてる内容(も相当怖いんだけれどそれ)以上に、文の流れ、リズムそれ自体が強烈に不穏。なのに(いや、だからこそ)笑ってしまう。失語の瞬間と饒舌への痛烈なアイロニーを孕みつつ、哄笑と自失を招く事態や事物を繰り出していく語り(ショット)に、ぞっとしながら震え、かつ笑えるこの感じ、ブニュエルに近い、と。日本語で書かれた小説の最前線であり、そして、これから先残っていくのは断然これ、とも。叙情やら気取りやら所謂美やらをぶった斬る、その凄絶さに思わず涙しそう。で、どこか愛らしい…。最強です。2025/11/24

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