内容説明
エロスからおしゃれまで幅広い話題を深堀り。
──物体愛こそ、ほとんどエロティックな情熱に似た、私たちの蒐集癖の心理学的な基盤をなすものでもあろう。……小鳥も、犬も、猫も、少女も、みずからは語り出さない受身の存在であればこそ、私たち男にとって限りなくエロティックなのである。──
少女への偏愛、処女崇拝、セーラー服、近親相姦……人形愛を中心としたエロティシズムへの深い考察をする第1章、著者のおしゃれへのこだわりや幼児体験などを述べる第2章、書評、劇評を集めた第3章からなるエッセイ集。
エロスに関してはもちろん、それ以外の話題についても、著者の博覧強記ぶりが余すところなく発揮される。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
のうみそしる
1
エロティシズム考察。意志を持たぬ少女の剥製コレクション。バタイユ、ポー、ベルメール、ロリコンから始まる崇高な芸術。「ストリップとは、何よりもまず一つの儀式であり、(略)脱衣する女は、犠牲執行者であるとともに犠牲者であり、誰の手にも委ねられていると同時に、また誰も手を触れることのできない存在なのです」全部見せちゃうのは無粋。そのほか、若かりし頃の逸話や書評、芸術全般についての幅広いエッセイ。わび・さび・地味に反旗を翻せ、婆娑羅ダンディズム!好きなものを着て好きなように生きろ!2026/01/22
TTK
1
おれはね、新聞で犯罪の記事に接するたびに、きまってこう思うんだ、「どうしておれが犯人ではないのだろう。どうしておれは犯罪を犯さずに済んでいるのだろう」とね。実際考えてみれば不思議なことじゃないか。おれがこうして人も殺さずに、この糞面白くもない世の中に生きていられるなんて。p.1512025/07/12
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