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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐっち
16
桜の話から始まって、身近な街路樹から世界の森まで、木のことにちょっぴり詳しくなった気がします。近所の桜並木が傷んで台風の時に倒れたり、よそのお庭の木で葉が全くなくなるように剪定されてたりして気になってたのですが、似た例が取り上げてあってなるほどと思いました。縄文杉も周りが囲われたという話は聞いていましたが、写真で見ると木の勢いが全然違いますね。上北沢の桜並木は見に行ったことがありますが、他にも日比谷公園とか湯河原とか場所がわかる木がいくつかあったので、機会があれば実際に見に行ってみたいと思います。2017/02/11
sibasiba
13
街路樹を見ても何の木かも知らないな、と思い立ち子供向けのこの本を手にした。江戸の堀に何故シダレヤナギが並んでいたかって話が面白かった。並木の選択にも色々理由があるのだな。2014/05/10
桃の種
7
樹木の仕組みについて少し詳しくなれたきがする 大きな葉をつける木は、光合成能力が高いが、蒸散量も大きいので、水分条件の良いところに生育する 気になるのが、自然であることが正義だというような書き方を感じたというか、人工的な現代社会は悪なのだみたいニュアンスの書き方がうーんってなった。 花粉症のくだりあたり2025/07/08
Hiroshi
3
「不快害虫」とは、農作物・人体等に与える害が特に無く人間にとっては益虫である場合もあるにもかかわらず、外見や動きが気分を害するという主観的な理由により害虫と分類され、今日駆除されているものだ。生き物にも存在理由がある。駆除する必要があるのか。環境の要である樹木に焦点を当て、身近にある自然について体験を通して感じて貰う本。著者は樹木医。農林水産大臣認定の資格試験がある。陸上に進出した植物は、苔類→シダ類→イチョウ・ソテツ類→針葉植物(裸子植物)→広葉植物(被子植物)(落葉樹・常緑樹)→草へと進化していった。2020/01/05
philosophia1976
2
樹木医・石井誠治さんによる身近な樹木に関する生態や不思議について中高生向けに書かれた新書。人の都合で葉を刈り込まれ根を伸ばせない街の樹木、観光のためまわりの木を切り倒され弱ってしまった森の巨樹など「木の代弁者」として語られている。「幹に聴診器を当てたら水を吸い上げる音が聞こえる」のはウソ、というのは驚いた。ずっと信じてたのに… 街の樹木を観察する街歩きを石井先生とご一緒したがものすごい植物ネタの宝庫で目的地にたどり着かない(笑) そんな先生の書いた街路樹や公園の木の見方が変わるやさしい樹木のネタ帳。2017/09/03
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