内容説明
ホラー作家の田辺青蛙が子どもたちから聞き集めた不思議な話やこわい話、全33話をまとめた、小学生実話怪談集の第2弾。マンガ家の岩田すずが、迫力がありながらもほっこりするゆかいな挿絵とともに再話し、臨場感たっぷりで、読書が苦手でも楽しくどんどんページをめくりたくなると大人気のシリーズです。
今回は、みんなが学校でウワサしている幽霊たちのお話を集めました。たとえば、「アメ買い女」「血を吸うビン」「呪われた校歌」「とび箱の怪人」「顔のない銅像」「ニセモノ配信」「人面トマト」……、ついつい聞きたくなるこわいウワサ話がもりだくさんです。こわいばかりでなく、思わずわらってしまう、小学生ならではのかわいいオチも大評判!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
74
おばけ手帖②怪談おばさんの著者に届いた全国の小学生からの怖い話報告▽呪物系や学校の怪談、お化け屋敷、ネット系(配信)の怖い話など幅広く掲載。基本に忠実な子供向け怖い話本。イラストが可愛く、お話しの後にちょっとユニークな小話的に描かれているのが面白い▽エピソードの語り方でめちゃくちゃ怖く感じたり、そうでもなかったり、怪談て楽しいよね。2025.3刊2025/06/08
イカまりこ
7
お話は不気味なのにイラストやマンガが笑える怖い本。シリーズ化で嬉しい。「アメ買い幽霊」とか、昔のお話だと思ったら現代でもこんな風に語り継がれてるんだね~。イラストの32才になった子供に笑っちゃう。ウンウン、お母さんにとって子供はいつまでも子供ってことかw 「雨の日の父」もオチの絵で笑うw いや全然お話は笑えないんだけどね。ギャップがたまらない本だなぁ。また次も出てほしい。2025/04/29
志
4
子どもから聞いた怪談を33も集めた本。子どもから集めただけあって、ストーリーがシンプル。本当に子どもが語っているみたい。短いものは1ページだけ。昔からあるような話でも、時代背景などがすっぽり抜けているので、分かりやすい。「現代の怪談ってこんなのあるの?」と驚くものもあるけど、生活に密着しているので意外とありそうで怖い感じもする。2025/07/08
遠い日
2
シリーズ2。子どもたちから聞き集めた不思議な体験談が33話。怖さもほどほど。でも、こんなのどう⁉︎という気持ちが伝わってきて、おもしろい。わたし的にはぞくっ!よりくすっ!の方が多めでした。2025/07/26
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