おかわりは急に嫌    私と『富士日記』

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¥1,870
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おかわりは急に嫌 私と『富士日記』

  • 著者名:古賀及子
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 素粒社(2025/04発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784910413174

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内容説明

いま大注目のエッセイストによる『富士日記』への道案内。

戦後日記文学の白眉とされる武田百合子『富士日記』のきらめく一節をあじわいながら、そこから枝分かれするように生まれてくる著者自身の日記的時間をつづる。

武田百合子生誕100年、日記エッセイの書き手による『富士日記』再読エッセイ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

64
【日記だからこそのドラマがあって、淡々とした繰り返しだけは許されない本物の人生が、圧倒して迫るのもこの作品の魅力なのだった】日記エッセイの書き手が戦後日記文学の白眉『富士日記』から47箇所を引用し、連想した思いを綴った書。この本は、ぜひぜひ読友の皆さまにお薦めしたい!連れ合いも大絶賛でした。<日記文学は、暮らしのなかの言うほどではないことを描きながら、そのささやかなまぶしさでもって私たちを興奮させてくれる。『富士日記』はまさにその集積であり、どれだけ噛み締めて味わっても、いくらでもいつまでも新鮮だ>と。⇒2025/09/29

olive

31
武田百合子「富士日記」の気になる一節を取り上げ日記風のエッセイに。その昔、尊敬していた人の「富士日記」はいいぞ!の声で読んでみたけど、当時はおもしろさがよくわからなかった。でも古賀さんはさりげない描写を、なるほどエッセイに落とし込んでおり「富士日記」が読みたくなる。だって「富士日記」がおもしろい!って言いたーい!!2025/12/11

19
富士日記の一節を載せて、さらさら感想が続くつくり。一冊全部同じ本同じ著者の感想文エッセイって、他人のふんどし極まれりで、ある意味すごいなとは思ってしまったが、富士日記が好きなのでまあいっかとなるやつ。…いいんだろうか。泰淳のために車の中で食べる朝食を作ったのが、ミートパイと鱒寿司、魔法瓶に入った紅茶だったくだり、組み合わせがすごいと書かれていて、それそう思ったんだよ~ってなったりする。富士日記をまたまた読み返すための本。三食弁当のひき肉まずいまずすぎる犬の肉じゃないのかとか百合子様キレッキレである。2025/11/15

練りようかん

18
日記エッセイ『ちょっと踊ったり〜』が面白かったので手に取った。武田百合子さんの『富士日記』を引用し、それにまつわる文をつけたリスペクト日記文学。表題作はじめ食事の量に驚かされ、メニューの取り合わせも子ども対策も枠の大きさを感じる昭和の構わなさが瑞々しく逞しい。“もぐっと食べる”など著者の表現は的確な溶け込み度合いが素敵で、武田さんは“シューシューと息をして食べる”など脳が追いつかない引っ掛かりが魅力的。一粒で二度美味しい的な楽しさがあった。特に好きなのは「車の中で食べなさい」と「食べ物に追われたい」。2025/07/19

アキ・ラメーテ

16
『富士日記』の代表的な名フレーズではなく、あえて皆が思い浮かべるような名場面、名フレーズを外した『富士日記』名フレーズエッセイ集。細やかな視点と受け止めが古賀さんらしい。2025/05/17

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