内容説明
医療従事者が語る病院のリアルな怪奇譚
出てはいけないナースコール、いわくつきの病室、院内を徘徊する黒い影…
この世の異界・病院に潜む怪異を現役の看護師が綴る!
看護師として医療に従事しながら不可思議な怪異を蒐集し続ける怪談看護師が、数多の体験談から厳選したリアル病院怪談集。
・個室から聞こえる呻き声、その恐ろしい正体とは「呪われるトイレ」
・夜間巡回中に通りかかった明かりが漏れる部屋、そこは存在しないはずの空間で…「光る霊安室」
・入院中にカタカタと聞こえる謎の異音。見上げると悍ましいものが…「天井」
・病院食を作っていると漂う異様な臭気に隠された凄惨な出来事「地下の調理場」
――など多様な怪異譚に加え、各章に医療従事者独自の視点によるコラムも掲載。
生と死が交錯するこの世の境目・病院――次に怪異を目撃するのはあなたかもしれない。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
64
実話怪談集。古今から病院と言えば学校、寺社と並んで怪談の舞台になる事が多い場所。本書は全話病院を舞台にした話が並んでいるのだが、誰もいない病室で深夜鳴るナースコールや霊安室の怪異、使ってはいけないベッドに病室で見える人影等、割と鉄板な話が多い印象。やっぱり病院、学校は掘りつくされているのかしら。ただ現役の看護師が書いただけあり、病院に関する様々な状況は教えられる事多々あり。内実や現状を語ったコラムが本当に興味深いし。最近割と病院に行くことが多いので、医師職員の方々には頭が上がらないし。本当お疲れ様です。2025/05/06
うさっち
11
タイトルからして「絶対あるよね」と思っちゃう。真夜中のナースコールや霊安室などベタだからこそリアルに怖い。入院中には読みたくないかも。2025/05/13
eyemu
10
存じ上げている怪談師さんで楽しみに手に取った。でも、読んでる最中に思い至ってしまったことが1つ。 私、あんまり病院の怪談って好みでないのかも知れないな…と。(イマサラ?!) 生まれてこのかた入院とかもしたことないので病院のリアルな怖さが分からないのかも知れない。 健康診断と年に1回か2回の風邪くらいでしか病院に行かないし、近くの個人医院(病床なし)だから、ナースコールとか夜勤とかの入院に付随する怖さが分からない。 でも、人の生き死にに一番近い場所の1つでありそうだから、いろんなことは起きるんだろうな…2025/06/25
tow
9
身近過ぎて怖くなかった1冊。病棟で怖い思いなんてしたことない……あるなぁ笑 2025/05/12
ろでおぼーい
2
怖いのは駄目なのに怖いもの見たさでついホラーに手を出し不眠症が捗る。看護士でもある著者様に怒られそうである。コラムから滲み出る著者様の誠実な人柄、怪談に対する看護士ならでは考察が素晴らしい。2025/10/03




