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内容説明
7世紀の中央アジアに誕生した軍事国家の吐蕃王国。インドから仏教がもたらされるとチベット仏教が成立し、宗教指導者が政治権力を持つようになる。その中で生まれたのが、独自の理論にもとづいて権力を継承する「転生活仏制度」だった。チベットの歴史は、その宗教を理解していなければ語れない。最初の統一国家誕生から、ダライ・ラマ14世インド亡命までの1400年を、チベット密教研究の第一人者がひも解く、通史の決定版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
2
チベット仏教に関する知識は絶対に欠かせない 中国との関係はごく限定的 モンゴル系の元や満州族の清は政治と宗教の両面で深い関心 完全な表音文字 民族誌学上のチベットは政治的なチベットの約3倍も広い 大きな転換点 河西回廊の吐蕃領が掌握 出家主義の仏教 チベット仏教独特の宗派 転生活仏制度という新しいシステム 仏教の黄金時代 淫祀邪教 ダライ・ラマ政権の確立 偉大な五世 チベット対清という関係 駐蔵大臣 日本人のチベット探検家 五箇条宣言を発表し、チベットの独立を宣言2025/05/12
Mits
0
チベット仏教の内容についてはほとんど触れず、歴史の話に特化した本だ。なんであれ、宗教と政治が一体化してる状態はそもそもよくなさそうなんだけど、チベットの場合は独自の仏教がなければもっと昔の時点で周りに吞み込まれて「チベット」自体がなくなっていたかもしれないし、近世ではそのせいでにっちもさっちもいかなくなったわけで、なんともです。2025/09/04
さかちぃ
0
わかりきったことだが、日本は周りを海で囲まれている。それは海に守られているとも言える。地続きであったら、紛争が絶えなかったかもしれない。 難しいテーマの本なので正直どこまで理解出来たか自信はない。今日はダライ・ラマ十四世の誕生日。先日の映像ではかなり足元がおぼつかない感じであった。何事もバランスが大事と言われる現代で、動向が注視されるのはやはり致し方ない。 「民族」とは…すべてそこから始まる。2025/07/06




