香港の反乱2019 抵抗運動と中国のゆくえ

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香港の反乱2019 抵抗運動と中国のゆくえ

  • 著者名:區龍宇【著】/寺本勉【訳者】
  • 価格 ¥3,300(本体¥3,000)
  • 柘植書房新社(2025/04発売)
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  • ISBN:9784806807544

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内容説明

香港における民衆の闘いは、新型コロナウイルスのパンデミックを巧みに利用した中国政府の弾圧によって、中短期的にはなかなか展望を見出しにくい状況にある。しかし、著者は「香港の未来が現状から直線的に発展していくと想像すべきではない。われわれは思いがけない事件や衝撃に備えなければならない。闘いは依然としてわれわれの先にある」と本書の中で指摘し、だからこそ「将来の好機をつかむためには、二〇一四年と二〇一九年の両方の経験を通して考え、正しい教訓を引き出すことが必要である」と強調している。(訳者あとがきから)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

お抹茶

2
香港の若者は,前世代のような安定と繁栄を享受せず,北京からの攻撃が続くことで,香港との一体感を得て,上の世代にはなかった「香港のために献身する」という感情を持つ。「香港の反乱」は何度か出現したものの,闘争の大義と団結の凝集性には苦労しているように思える。この点について著者は,「兄弟爬山各自努力」などの比喩表現で「それぞれが自分のやり方で闘い続ける」という意味を表すなどの工夫は,民衆を政治や抗議活動に参加しやすくするものの,行動を巡る大衆的議論を曖昧にしてしまうと指摘。2021/10/27

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