内容説明
いま秘境駅は旅の大きな目的のひとつになりつつありますが、それはすなわち絶滅危惧の惧れがある駅といえます。でも、レッドファイルに含まれてしまう、存続の淵に立っている駅はほかにもたくさんあります。なぜ?と思われる都会の駅にも、ひっそりと消えてしまう可能性があるのです。なくなる(なくなりそう)なのかを解き明かしながら、危ない駅の現在の立ち位置を見ていこう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
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地域発展が鉄道需要を生む 鉄道救済の特効薬なし 21世紀も鉄道衰退続く 秘境駅ブーム発信源 遠隔地の景色を求めて旅 楽しい鉄道修行 少客でも駅維持は責務 峠越えにスイッチバック必須 沿線住民の生命線 山里鉄道に風情を求める 鉄道の真価が問われる 複数駅が路線の価値 駅維持費は利用客数不釣合い 事業者と利用者の信頼関係 自家用車依存の増加 金勘定と事業縮小が業務 非採算切捨ては拙劣 駅は生活空間の中心地 装飾で小駅の魅力向上 駅名に地域文化反映 国鉄マンはダイヤ厳守 廃線は地域の死活問題 時を感じる旅の形2025/04/26