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内容説明
ローソンの好調の要因と、大改革の舞台裏をひも解く。コロナ禍の期間中、ローソンの業績は際立って悪化するも、2023年度には過去最高の業績を記録する。V字回復を果たした要因には、「お客様のためにすべてがある」という視点に立ち直した社内改革があった。「人手不足」や「24時間問題」、「フードロス批判」、そして「コロナ禍」……ここ数年のコンビニ業界を取り巻く逆風にローソンはいかに対処していくのか。「テクノロジーの導入」、「人口3万人地域への4店舗出店」、「大ヒット『コンビニスイーツ』の裏事情」、「フードロス削減への取り組み」――。先発企業であり、「王者」たるセブン-イレブンに勝つための戦術とは。本書を含めて54冊の著作を持つ経営学者が、精緻なデータ分析とともに、丹念な現場取材と関係者へのインタビューで、「リアルな」ローソンの成長戦略に迫った一書である。本書が刊行される2025年に同社は創立50周年を迎え、お互いにしのぎを削り合うコンビニ業界は、いよいよ勢力図が塗り替わる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
燃え尽きタコ
15
検索しづらいシンプルな名前、何の本か分からないシンプルな表紙、ローソンでからあげくん買いに来てふと目に入った時に衝動的に買ってしまった。 内容はおおむねローソンでの新たな取り組みについて内部から書いていった本。地方への進出によって地域のインフラ同然になっているという話は聞いててなるほどなーと思いました。とても面白かったです。 ただし自分の場合は大学でのマーケティングや商品開発、品質管理に作物栽培関連やSDGs関連の授業経験、推しの影響でやたら北海道の情報が入ってくる、直前に「「無印のカレー」はなぜ売れたの2025/05/27
もけうに
4
道民的に最強コンビニはセコマ一択だが、まあそれはおいといて。コンビニ研究書は、結局セブン本になりがちなので、ローソンに特化しているのが面白い。大手コンビニの中でも、ローソンは特に新しい取り組みに貪欲だと思う。見ていて面白いコンビニ。大手の力か、安定感はセブンが一番だが、他コンビニの方がチャレンジ精神はあると思う。10~15年位前のセブンは勢いが凄かったが、近年はむしろ圧されている感。ま、店内調理・顧客満足・値引き販売・24時間営業に拘らない…と一番時代を先取りしているのはセコマなんだけどね。2025/10/25
nobu23
4
ローソンに関して、様々な点から深掘りしている本。アバター店員、本屋などユニークな取り組みに関しても外側だけではなく社内の状況など、内側からも説明されていて面白い。2025/10/25
ゼロ投資大学
1
日本のコンビニ業界の大手として、日夜多くの人を支えているのがローソンである。日本のコンビニはセブンイレブンが圧倒的な覇者で、コンビニ一軒あたりの平均売り上げもローソンやファミリーマートと比べて突出して高い。それは、セブンイレブンが長い期間をかけて磨いてきた競争優位性を消費者が理解しているからこそ生まれる。ローソンは、DX化の推進やフードロスの削減など持続可能なコンビニになるために、多くの施策にチャレンジしている。2025/07/03
Go Extreme
1
戦略転換:出店数競争から顧客生活への寄り添いへ 地域社会との共創重視 地域密着:過疎地出店 稚内 地域連携商品開発 高校コラボ ローソンファーム テクノロジー:グリーンローソン 省人化実験 アバター遠隔接客 ロボット 商品 サービス:マチカフェ マチカド厨房 店内調理 無印良品提携 マルチフォーマット 人材 組織:権限委譲 カンパニー制 人材育成 フランチャイズ MO制度 リーダーシップ:歴代社長の特徴 新浪 玉塚 竹増 竹増社長の計画性 信頼関係構築 課題と強み:フードロス削減 労働環境 変化対応力2025/04/18




