内容説明
博徒の素性を辿るうちに明らかになったものとは…
藩勘定方をめぐる黒い闇を九十郎の剣が斬る!
長篇時代剣戟。
揉め事の内済を生業とする九十九九十郎を地酒問屋《三雲屋》の女将が訪ね、七雁新三という博徒の素性を調べてほしいと大金を預ける。
新三は岩槻城下の貸元に草鞋を脱いでいるらしい。
三雲屋も女将も岩槻の出身だった。
九十郎は貸元を訪ねる。
二十一年前、藩勘定方が酒造の運上冥加を巡る不正を疑われ、藩を追われた。
三雲屋が藩御用達になったのはそれからという……
長篇時代剣戟。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひさか
17
2018年2月徳間文庫刊。書き下ろし。シリーズ4作目。2025年4月徳間時代小説文庫新装化。渡良瀬川、江戸の女、岩槻の男、別離、愛宕下の戦い、夏の雁、の章で構成。メリハリなく、長いだけであまり楽しめない展開だった。残念。2025/05/02
ニッキー
6
今回が、一番面白かったかも。そして、シリーズは終わってしまった。 お七の成長も、もっと見たかったし料理の仕方も聞きたかった。 風の市兵衛に並ぶ面白さでした。2025/08/02
ともちゃん
2
辻堂魁らしく筋道をたて、読者にゆっくりと追っていく楽しさをあたえてくれたものである。2025/05/15
goodchoice
1
なかなか読み応えのある一作だった。続編をといって無理なようなので、辻堂さんに新たなシリーズをお願いします。2025/08/06
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