内容説明
「これ、昨日鈴原くんに選んで貰ったの!(ドヤ)」
「え。二人で遊びにいったんすか?」
若葉祭が成功裏に終わり、活動も一段落したある日。生徒会に予想もしなかった少女が現れる。
彼女の名前は新妻カエデ。
入学時の成績が第三席で、今まで休学していた同級生。そして俺の――
(距離感が近い)幼馴染である。
小学校卒業以来の再会に盛り上がる俺たち。
一方由姫は、突然のライバル出現に気が気でないのか、カエデと張り合いだして――!?
(そんな嫁も可愛いなぁ)
これは俺が、嫁の灰色の青春を、甘々に上書きする物語。
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
和尚
26
未来と現在(過去)で、2度美味しいラブコメ。 2巻も面白かったです! 本来であれば友人だった幼馴染を見かけて、ヒロインを選んだが故の主人公がスルーしたところで出会ったのは、本来の歴史では会うことがなかった幼馴染。 そんな彼女がきっかけでヒロインが嫉妬したり頑張ったり素直になったり、今回もヒロインが可愛かったですね。3巻も楽しみです。 2025/04/22
よっち
25
若葉祭が成功裏に終わり活動も一段落したある日。入学時の成績が第三席で、今まで休学していた同級生で鈴原正修の幼馴染新妻カエデが現れる第2弾。小学校卒業以来の再会に盛り上がる正修とカエデ。一方、距離感も近い突然のライバル出現に動揺して、カエデと張り合い始める由姫。あっけらかんとしたカエデの言動に振り回される一方、父親から自由を獲得するために生徒会長を目指す由姫と中間試験で勝負する展開で、気負い過ぎて空回りする辺りが彼女らしいなと思いましたけど、彼女の窮地を救ってまた少し距離を縮めた2人のこれからが楽しみです。2025/04/13
真白優樹
16
本来の歴史では再会しない幼なじみ、カエデと再会する中、由姫が自分で動き出す今巻。―――変わり始めるストーリーライン、その先に待つのは告白か? カエデ、という距離の近い幼馴染にやきもきする由姫が、自分から動き出す中、由姫を泣かせた小悪党相手に正修がガチギレする巻であり、やっぱり一途な正修相手に、由姫が実質的にはどんどんデレていく巻である。少しずつ変わり始める未来、自分の意思で鎖を破壊するために動き出す由姫。果たして正修は置いて行かれずに済むのか。彼もまた変化を求められるのか。 次巻も勿論楽しみである。2025/04/21
れっちん
13
なにこの可愛い生き物(未来の嫁) 想像を軽く超えてくる破壊力。その名も“有栖川由姫” 今巻では新キャラとして、幼馴染みの“新妻カエデ”が登場。 いや、ちょっと待って、「新妻」って名字、しかも、美少女で無自覚デレ属性とか 控えめに言って最高なんだが。 そんなカエデの登場に、やっぱり未来の嫁の可愛さが規格外。 焦る由姫。 嫉妬する由姫。 可愛いよ由姫。 正直、語彙力が足りない。 ただ、はっきり言おう。これは「未来の嫁がとてつもなく可愛いラブコメ」だ。2025/04/14
rotti619
11
悲惨だった嫁の由姫の青春を取り戻す為にタイムリープするお話第2巻。前巻で由姫のトラウマの1つを取り除くことに成功した正修だが、前世と違い彼女と同じ高校に進学した為、幼馴染の新妻カエデと再会するという流れ。カエデの距離感ゼロの接し方に危機感を覚える由姫だが、正修としては(未来の)嫁一筋でカエデには恋愛感情ゼロという、この微妙な解釈違いが物語を面白くしている。前巻と違った形で最後危機が訪れるが、現世では経営者でお金の使い方を知っている正修がイキった学生達を一蹴する様は、爽快感があった。文字通り役者が違った。2025/04/26
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