論語と将軍 徳川将軍15人と江戸時代を創った帝王学

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論語と将軍 徳川将軍15人と江戸時代を創った帝王学

  • 著者名:堀口茉純【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 講談社(2025/04発売)
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  • ISBN:9784065391785

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内容説明

◆将軍の学習歴から歴史を掘り下げる初の書!
我々が教科書で勉強するのと同様に、将軍も幼少期から儒学の本を読んで学んでいました。何を読み、何を学んだかで人の心は作られ、それが行動につながります。本書は、将軍15人それぞれの人生をたどり、それぞれの為政がどこからきたのか、歴史の出自を紐解きます。

◆そこに答えがあるから
孔子とその弟子たちの言行録である『論語』をはじめとした儒学の書は、紀元前の成立から現在に至るまで、読み継がれています。これだけ時代を超えて求められる理由は、「いま迷っていることのこたえがそこにあるから」。将軍たちの心もとらえた儒学の魅力に迫ります。

◆他の追随を許さない将軍愛!
物心ついた時から江戸オタク。元祖歴女で江戸に関わる著書多数。家康から慶喜まで、15人の「うえさま」の生い立ちから家族構成、口癖、性癖、病歴に至るまで知り尽くす、ほーりー先生が、誰も知らなかった将軍たちの心の中を探るお江戸将軍探訪記!

※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

目次

◆第1章 手さぐり儒学の時代
初代 家康と徳治
二代 秀忠と守成
三代 家光と観光
四代 家綱と文治
◆第2章 ヤリスギ儒学の時代
五代 綱吉と忠孝
六代 家宣と仁政
七代 家継と礼儀
◆第3章 広まる儒学の時代
八代 吉宗と実学
九代 家重と五倫
十代 家治と経済
十一代 家斉と教育
◆第4章 熱狂!儒学の時代
十二代 家慶と倹約
十三代 家定と攘夷
十四代 家茂と調和
十五代 慶喜と尊王

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

46
徳川将軍が15代も続いたのには儒学が関係しているのですね。何故家康が儒学に重みを置いたのか。それは帝王学の集成だったからに違いありません。後に続く将軍たちにとっても儒学は治世の象徴だったのでしょう。儒学無くして徳川の世は無しと言っても良いと思います。2025/06/06

ちもころ

1
面白かった!徳川15代の思想の礎となった儒教の精神を、各代の将軍の生き様と照らし合わせて易しく解説してあって、私のような凡人でも楽しく読めた。2025/07/24

Go Extreme

1
家康が創り出した平和な時代 儒学を愛し広めた家康の特殊性 仏門から儒学者への転身 藤原惺窩 家康の側近 林羅山 孟子の放伐→豊臣家滅亡の正当化 貞観政要を愛読した家康 諫言重視の姿勢 保科正之の朱子学研究 池田光政による朱舜水の招聘 綱吉の儒学への熱心な取り組み 生類憐みの令の理念と過剰な取り締まり 為政者の悪政を戒める災異説 新井白石による政治主導 庶民への儒学普及を目指した貝原益軒 吉宗による質素倹約の奨励 松平定信・朱子学の正学化 陽明学の知行合一と過激な行動 幕末の尊王攘夷思想 薩摩藩の郷中教育2025/05/18

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