出版社内容情報
現代文明の「精神的地理」を冴えた眼で捉えて、声低く語りつづけた言葉は、いまなお深い示唆を与える。
目次
歴史の暮方
共産主義的人間
著者等紹介
林達夫[ハヤシタツオ]
1896~1984。昭和時代の評論家。外交官の長男として東京に生まれる。幼少の4年間をシアトルに過ごした。京都帝国大学哲学科卒業。法政、立教、明治などの各大学で講師を務めながら、戦前は雑誌『思想』の編集に携わり、戦後は平凡社『世界大百科事典』の編集長を務めた。1972年に『林達夫著作集』で毎日出版文化賞を、ついで「西洋精神史及び現代文明に対する研究と評論活動の業績」で朝日賞を受ける
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