無能助監督日記

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無能助監督日記

  • 著者名:金子修介【著者】
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • KADOKAWA(2025/04発売)
  • ポイント 19pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784047377233

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内容説明

1978年に日活入社、ロマンポルノの助監督として映画制作現場に配属となる。
その後約5年半、個性豊かな先輩監督の指導のもと、カチンコのタイミング悪いと叱責され、小道具をうっかり忘れこっぴどく怒鳴られ、予告編集がうまくいかず涙をこぼしたり。
生意気で自信家だった映画好きの青年は、映画が生まれる現場で失敗と挫折を繰り返しながら、それでも監督になることを夢見ていた。

映画監督の金子修介が昭和の助監督時代に記していた日記に、令和の今思うことを加えて構成した奮闘記。
那須博之、根岸吉太郎、石井岳龍ら映画人との出会いや、家族とのエピソード、大学時代の映研の先輩押井守との懐かしの武勇伝などが綴られる。

【目次】
第1章1978年
第2章1979年
第3章1980年
第4章1981年
第5章1982年
第6章1983年
第7章監督デビュー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

garth

8
訃報を受けて感情があふれだすところが素晴らしい。『DVD&配信』でーた2025年6月号に書評。2025/05/14

Cana.t.kazu

3
 ブログからだから仕方ないのでしょうが,いくつかのエピソードを深く語っていれば結構興味深く読めたかもしれません。2025/06/30

キュー

1
基本的に日活ロマンポルノ映画での助監督エピソードだけど自分はほぼ観た事無いし役者も分からない人ばかりなんだけど、こういうとあれだけどロマンポルノって意外にちゃんとお話とか演出とか考えて作られていたんだなぁと思った。いくつかは今更観てみたいとか思った。なので申し訳ないけどこの本で面白いと思ったのは普通の映画やドラマのエピソードや大学生時代の押井守さんとのエピソードとか助監督以前の話とかそちらの方が印象に残ってしまったな。伊丹十三のうる星やつらの映画評に押井守が怒った話とか。2025/06/19

小暮 宏

1
ウェブの連載がもとなのだが、かなり整理されて読みやすくなっている。人名にルビがふられて今まで間違えて読んでいたのがわかったりする。 今やあらゆる人がスマートフォンで動画を撮る時代だが、金子修介や同じか少し先輩の世代の学生たちが撮っていたという8ミリは今どうなっているのか。 助監督として那須博之の下につき、那須真知子夫人ともども一番慣れ親しんだというのは作風からして意外。 2025/06/05

kuma

1
おもしろい。当時の感覚や実感、生活が正直に記述されていると感じ、健気で身につまされる思いがした。恋愛とか人間関係とか。楽しさも苦しさも、ぜんぶ人生だな。2025/05/03

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