平凡社ライブラリー<br> 現代語訳 中世稚児物語集

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平凡社ライブラリー
現代語訳 中世稚児物語集

  • 著者名:木村朗子
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 平凡社(2025/04発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 540pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784582769876

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内容説明

寺院に仕える青年と僧侶との間の恋愛を描いた稚児物語。すれ違い、嫉妬、自殺未遂……。ドキドキしっぱなしの11の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

❁Lei❁

14
満開の桜のもとに、ふと現れる美少年。あるときは夢で出会い、あるときは庭で垣間見して、僧侶は恋に落ちてしまいます。そんな少年たちはもっぱら短命です。彼らの死は、桜が散るのと同様に諸行無常を感じさせ、仏道を求めるきっかけになります。この儚く美しい雅やかな展開は、中古の王朝文学にも匹敵するほどだと感じました。男同士の恋もこんなに美しく描かれるのね……と読み進めていたのですが、ところがどっこい、最後に収録されている絵巻「稚児之草紙」には情事がモロに描かれています。中世の稚児文化を余すことなく楽しめる一冊でした。2025/04/21

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