教養としての「フランス史」の読み方

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教養としての「フランス史」の読み方

  • 著者名:福井憲彦
  • 価格 ¥1,500(本体¥1,364)
  • PHP研究所(2025/04発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569904795

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内容説明

出口治明氏推薦! 「古代から今に至るまでの長大で複雑なフランス史を、これほどわかりやすく学べる本はほかにない」 世界大戦、移民問題、ナショナリズム、EUの未来……よりよい未来のために、我々は何を選択すべきか。フランス史の中に、複雑な現代を読み解く鍵がある! 西洋近現代史研究の第一人者が、2000年を超える歴史の流れを大きくとらえて語りきる、現代人必読の一冊。国民国家の概念を生み出したフランスの歴史は、現代人が、今、学ぶべき教養である。 【目次より】●日本人が今、フランス史を学ぶべき理由 ●フランス革命は王権打倒ではなかった ●イメージ戦略に長けたナポレオンの台頭 ●なぜユダヤ人は迫害されるのか ●フランス史を見るとEUの未来がわかる ※本書は、2019年10月にPHPエディターズ・グループから刊行された作品に加筆・修正し、文庫化したものです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Copper Kettle

6
夏休みにパリに行ったから、というわけではなくて、ローマ帝国が滅亡してからの歴史を学ぶとフランク王国の存在が大きくなってきたというのがまずあって、そこからなんだかフランス革命のところもモヤモヤしていたので一度フランスの歴史を俯瞰したいと思い購入しました。ケルト(ガリア)人なのかゲルマン人なのかってところも結局は明確な線引きはできないことが分かったし、「カペー王朝の奇跡」というのも収穫だった。そして現在はやはり歴史の延長なのだな、とあらためて思った。「今と一緒じゃん」と思うところもあって、そこは危機感が募るね2025/09/25

Go Extreme

3
ヴェルダン条約とメルセン条約→ヨーロッパの基礎形成 クローヴィス→フランク王国建国とカトリック改宗 シャルルマーニュの広大な帝国と西ローマ皇帝戴冠 三分割された王国から現代ヨーロッパの原型 ジャン・ボダンの『国家論』→主権国家理念確立 大西洋の三角貿易と植民地拡大政策 バスティーユ襲撃から始まる予期せぬ革命 天賦人権説に基づく人権宣言の制定 アンシャン・レジームから脱却への意識変革 ナポレオンの皇帝即位と徴兵制による大軍編成 メートル法と言語統一による国民国家形成 国民国家間の総力戦と西洋没落意識2025/05/06

ひで

1
ヨーロッパ史は複雑怪奇のように思えており、過去にローマ史は全部読んだが、現代につながる部分がわかりにくかった。今回のフランス史はポイントを押さえており、特に現代におけるフランス・ドイツ・イギリスの立ち位置をつかみやすくする意図が見られており、とても分かりやすかった。 第二帝政→共和制→復古王政→共和制の下りがよかったかな?2025/05/06

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