喪章を着けた千円札の漱石 伝記と考証

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喪章を着けた千円札の漱石 伝記と考証

  • 著者名:原武哲
  • 価格 ¥4,180(本体¥3,800)
  • 笠間書院(2025/04発売)
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  • ISBN:9784305702548

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内容説明

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半生をかけて探し挙げた豊富な資料をもとにした、新たな漱石伝記。熊本時代の漱石の空白部を満たす夏目漱石論のほか、芥川龍之介、谷崎潤一郎関係の論文も収録する。

目次

喪章を着けた千円札の漱石-大正元年九月撮影写真の考証
夏目漱石の学習院就職運動-立花銑三郎宛漱石書簡の紹介
熊本時代漱石の「佐賀福岡尋常中学校参観報告書」
五高時代の漱石-五高入試英語成績の概況報告
熊本の漱石-「西」からの妄執と菅虎雄
夏目漱石と徳永朧枝
「吾輩は猫である」中の久留米の住人・多々良三平-畸人・俣野義郎のこと
夏目漱石と浅井栄〓(き)-鏡子入水事件に関わった禅の人
漱石の種痘「届」
夏目漱石とある無名文学婦人と伊藤証信-夏目漱石・森田草平書簡の紹介〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

首藤

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この本を読み終えることはないのだ。伝記と考証であり座右に置いて熟読するものである。 【写真について】門下生で文学に全く縁がないが夏目家の裏方を務めた行徳と云う者がいた。五高を追われた彼を漱石が引き取った経緯のある男である。。毎日のように夏目家を訪問し漱石が重体で入院中には執事のごとく精励した。 例の文学博士学位の辞退の意向を文部省に伝えたり,五女ひな子急死の死亡届や埋葬証明書などの手続きをした。著者・原武は行徳の遺族を訪ね写真を発見する。その裏書で写真撮影が大正元年9月19日東京京橋小川写真館主・小川一真2021/01/13

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