内容説明
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古代人が抱え込んでいる、「愛」と「結婚」と「性」の深層を、物語から抉り出す!源氏物語、万葉集、蜻蛉日記から、精神分析学をとりこみつつ、思想を先取りする主人公たちの心性を明らかにする、かつてなかった独創的な古典文学論。
目次
タブーと結婚
源氏物語のタブー
レヴィ=ストロース氏の読解
少女の物語空間
蜻蛉日記と平安朝の婚姻制度
万葉集の結婚
招婿婚文学論-『高群逸枝論集』に
「うた」と愛
日本文学に見る愛・性・婚姻-座談 山本哲士/福井憲彦氏と
薫の疑いは善見太子説話に基づくか-源氏物語と阿闍世王コンプレックス1
阿弥陀仏のメランコリア-源氏物語と阿闍世王コンプレックス2
宇治十帖前史-正編と続編



