内容説明
日露戦争後にロシアの敗将・ステッセルから乃木将軍に贈られたとされるピアノが、金沢の女子大に保管されていることがわかる。それを新聞のコラムに書くと思わぬ反響がある。北海道の遠軽、旭川、さらに水戸にも「ステッセルのピアノ」があるというのだ。ロシアからはるか遠い極東の地に、なぜピアノが贈られたのか。なぜ伝説のピアノが複数存在するのか。ペテルブルク、パリ、旅順と、私はピアノの数奇な運命をたどる旅をする。
-
- 電子書籍
- 婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナ…
-
- 電子書籍
- 恋詣【マイクロ】(4) フラワーコミッ…
-
- 電子書籍
- 80代から認知症はフツー
-
- 電子書籍
- 【分冊版】大難産(14) 文春e-bo…
-
- 電子書籍
- あなたは今、この文章を読んでいる。