内容説明
ページをめくる手が止まらない!乳がん克服とセブンサミッター。2つのチャレンジを成し遂げた女性の記録、そのしなやかな生き方。・乳がん患者でありながら、セブンサミッター(世界七大陸最高峰制覇)となった著者の、約8年間にわたる闘いとチャレンジの記録。・“困難”が2つあるからこそ、同時に乗り越えられた?! ヒントは、そのしなやかな考え方・生き方にあり。・「生きる」ことへの勇気と感謝が、自然と沸き起こる一冊。乳がん克服とセブンサミッターという、2つのチャレンジを成し遂げた女性の、8年にわたる記録。―つらいことは、もっときついことをすることで忘れられると実感しました―その考え方や、しなやかな生き方は、厳しい闘病を強いられている人だけでなく、辛い状況に追い込まれている人の心の重荷を、少しでも軽くするヒントになるかもしれません。「生と死」に向き合い続けた著者の、ありのままの姿に、勇気がもらえる1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kanki
16
乳がん治療による体調不良を逆手にセブンサミッター。夜間トイレに行くと目が覚めてしまうから、テント内でボトルにする。高山病の肺水腫と手術後のリンパ浮腫、重い荷物は運べなくなった。2025/07/15
りょう
7
乳がんになって手術して、幸い転移性のものではなかったけどリンパ腫になったりしながら、エベレストの他七大大陸最高峰と3つのセカンドサミットに登頂するという快挙を果たした方の記録。こういうふうに登るんだというのがとてもよくわかる。そして民間人のいわゆる商業登山の実態が克明に記されてる。この方にとっては、ともかく登頂することが人生の目標なのだ、それはすごいと思う。それを達成したことはすごい。でも、それだけ。山ってそれだけなのかなあ、とチラッと思う。2025/06/16
冬のひまわり
1
乳がんの治療をしながら、7大陸の最高峰を制覇した女性の日記。商業登山が進んでエベレストにも登れたといったことが書かれていたが、準備の大変さがすごく伝わったし、やはりエベレスト挑戦は命がけなんだなあと思った。 治療中でもやりたいことに向き合うのは、体力面でも精神面でも大変だと思うけど、弱音は吐くけど(それが彼女の強さかもしれないが)、その前向きさに勇気づけられる。2025/06/29
みやちゃん
0
小山薫堂さんのラジオ番組に筆者が出ていたことから、手に取った。しかしながら、治療の記述に耐えられず、読了できず。そんな環境にも拘らず、制覇された筆者には尊敬しかない。2025/06/30