内容説明
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「何でこんな場所に!?」
「見ているだけでご利益ありそう」
Xで話題沸騰!待望の写真集化
あなたの田舎にもきっとある
郷愁と不思議に満ちた、田んぼのまん中のポツンと神社=「ポツ神(ポツジン)」を探す旅
日本全国80社以上掲載
田んぼの中にポツンとたたずむ神社を
見たことがあるだろうか。
四方を田んぼに囲まれた神社の領域は
実に不思議な姿形をしており、
子供の頃の冒険心をくすぐるような、
見ているだけで心躍る光景である。
そんな日本各地の「ポツ神」を探し出し、
記録している写真家がいる。
2022年頃からSNSでバズりだし、
1枚に4万以上のいいね!がつくことも。
本書は、そんな田んぼのまん中の「ポツ神」だけをまとめた、日本唯一の写真集だ。
神社ごとの歴史や伝承、地域の特色や作物、農作業など、 「ポツ神」を取り巻く様々な要素についてもできるだけ触れてゆきたい。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
155
表紙のインパクトで読みました。旧き良き日本の田園風景、本書を観て、実際に現地に行きたくなっても、行くのが困難なのが難点です(笑)⛩⛩⛩ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000318.000052297.html2025/03/27
ma-bo
85
田んぼの中にポツンとたたずむ神社。「ポツ神」と著者は命名。そんな全国のポツ神だけをまとめた唯一の写真集。春夏秋冬、季節ごとに分けられている。神社ごとの歴史や伝承、地域の特色にも短文で触れられている。2025/07/07
ホークス
43
2025年刊。田畑の中にポツンと立つ小さな神社(著者はポツ神と呼ぶ)の写真集。眺めていると爽やかな気持ちになる。几帳面に造られた細い参道。引き継がれ整えられた植栽と鳥居。上空から撮った写真は、民話『うぐいすの里』のタンスの中の世界のよう。四季の写真があるのも良い。夕暮れに浮かぶ暗いシルエットや、出羽富士が逆さに映った田んぼに立つ姿は川瀬巴水の作品そのもの。この本は手元に置きたい(今回は図書館本)。私はあくまで鑑賞者として観る。ささやかでも、旧来からの価値に新たな意味を加えることにならないかと思って。2025/09/02
Mzo
14
タイトルそのままの写真集。ドライブとかしてると偶に見かける光景。郷愁と不思議さが同居する感じで結構好きなんですが、これだけ集めてもらえると圧巻ですね。神社を状態よく保存してくれている地元の方にも頭が下がりますが、この風景、数十年後には相当減ってしまいそうな気もします…。その意味でも、実は貴重な資料になるのかも。2025/11/22
てくてく
11
電車や車に乗っている時に見かけたりすると気になる田んぼの中にある神社の写真集。先に願望を述べると、自分が住んでいる東海圏の神社の写真も欲しかった。なぜこういう形態の神社が誕生したのか、そこでまつられている神などに地域差はあるのか、といったことが気になっていたので、前者については1963年に制度化された圃場整備事業の影響を知ることができて良かった。神社そのものは古くからの由来があるとして、しかし懐かしいと思ってしまうこの形は割と新しいのだな。2025/04/03




