扶桑社BOOKS新書<br> 世界は利権で動いている

個数:1
紙書籍版価格
¥1,045
  • 電子書籍
  • Reader

扶桑社BOOKS新書
世界は利権で動いている

  • 著者名:島田洋一
  • 価格 ¥1,045(本体¥950)
  • 扶桑社(2025/03発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594098551

ファイル: /

内容説明

騙されてはいけない!
戦争、偽装難民、反日、財務省
美辞麗句の裏に利権あり!!

世界は「利権」で動いている。それは一つの国の内部で激しいせめぎ合いを生み、国家間の闘争やテロ勢力との戦いなどにも絡む。ひと口に利権と言っても中身は様々で、天然資源や漁場をめぐる「領土利権」から、脱炭素を旗印に太陽光・風力発電の特別優遇、補助金拡大を求める「再生可能エネルギー(再エネ)利権」、常に増税、天下り先確保を狙う財務省に代表される「官僚利権」、信者獲得をめぐる「宗教利権」に至るまで枚挙にいとまがない。
本書のタイトル『世界は利権で動いている』は、より正確には「世界はイデオロギー(観念形態)の衣をまとった利権で動いている」と表すべきものである。利権のみを露骨に優先して、主張を打ち出す集団は世論を動かせない。そこで彼らは、美辞麗句に彩られたイデオロギーを高く掲げる。いわく地球環境保全、いわく財政健全化、いわくLGBT(性的少数者)差別の排除…。
マスコミを賑わすコメンテーターたちは、とかくイデオロギーで世界の「潮流」を説明し、「バスに乗り遅れるな」的な論を展開しがちである。政治家も例外ではない。しかし多くの場合、それらは危険な欺瞞であり、人々を間違った方向に誘導する。特定の勢力は利権を得ても、国全体としては衰退に向かうことになる。
2024年10月の総選挙に日本保守党から出て当選、衆議院議員となり、イデオロギーと利権が絡み合う政治の「空気」を肌で感じる身となった。表のイデオロギーと裏の利権は、文字通り表裏一体で動く。「裏の世界」というべき利権構造を掘り下げることで、現代社会はよりよく理解できる。
本書がその一助となれば幸いである。
島田洋一 (本書「はじめに」より)

【本書の内容】
はじめに 国際政治の「利権学」
第1章 戦争と「歴史利権」―こう反論せよ
第2章 「独裁者の戦争」と国際利権
第3章 「日本」を破壊する利益団体
第4章 「米国」を蝕むディープステート
第5章 日本に寄生する「中韓朝」の利権
おわりに 「常識への回帰」次代に向けて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tomo

9
☆☆☆☆ プーチンの理屈では、ウクライナなどという国は存在せず、東半分はロシア、西半分は雑多な東欧諸民族が住む土地という認識なのか。今の時代に武力で現状変更するってどういう了見?と思っていたけど、彼には彼の理屈があるのですね。もっとも国際的にもウクライナという国家が認められ、国連にも1票の権利が認められて、そんな理屈は通りらないと思うけど…”多文化共生社会🎶“、”世界から選んでもらう日本♡”、耳障りの良い言葉を使っている人たちは、怪しさMax(偏見⁉︎)だと思う。2025/04/28

Mark X Japan

6
今や、自民党の底が抜けたようです。宏池会から自民党の総裁を排出しない時代が続いていたのも、納得できました。利権と政治狭間でどうなっていくのでしょうか。☆:3.52025/06/18

ミルフィーユ

1
特に第1章が、目から鱗でした。2025/04/24

みんな本や雑誌が大好き!?

0
島田さんはいまや国会議員。議員「特権」というと大袈裟かもしれませんが、質問主意書を駆使して政府を追及(そのやりとりも収録。ネットでも見ることが可能)。政治外交論として、日本がファシズム国家であったとか、ナチスのような残虐なことをしていた云々の歴史素人論議を論破しています。LGBT等々、アメリカン左派リベラルがもたらすおかしな独善的な「多様な価値観」の嘘も検証の上、叩き斬っています。トランプ大統領の「大統領令」の中身についても詳述されており、なるほど、そういう視点や指示をともなう命令なのかと納得もしました。2025/07/30

まゆまろ

0
素晴らしく盛り沢山な内容だった。国会議員活動される中での経験談も含めて、日本国内の政治情勢、アメリカ政治の話、韓国や中国など日本の隣国との話、中東情勢など幅広い話題が含まれている。ニュースをぼーっと見ているだけではわからない、かなり深いところまで取り下げて書かれているので大変勉強になる。韓国や中国、中東情勢に関してはもっと勉強しないといけないと思った。特にイランとイスラエルが今日この頃対立が激化している中で、そことアメリカやテロ組織との歴史や関係についてもっと詳しく勉強していきたい。2025/06/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22565312
  • ご注意事項

最近チェックした商品