角川書店単行本<br> 対怪異アンドロイド開発研究室2.0

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角川書店単行本
対怪異アンドロイド開発研究室2.0

  • 著者名:饗庭淵【著者】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • KADOKAWA(2025/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 510pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041160794

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内容説明

白川教授によって開発された「怪異調査」アンドロイド・アリサは月代中学校に存在する奇妙な怪談を検証することに。少女型の試作ボディに記憶と人格をコピーした彼女は、中学校に潜入&「異常存在リサーチ部」の生徒と共に様々な「怪異」の真相を突き止めていく。だが、謎が解き明かされるにつれ、アリサの周りでは少しずつ違和感が生じ始めた。そして白川教授にも、どうしても思い出せない記憶がひとつあり――。

話題の新感覚ホラー×SFエンターテインメント、待望の続編が登場!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yukaring

69
怪異調査のために開発されたアンドロイドのアリサが活躍する第2弾。1作目より更に面白さがスケールアップ。恐怖を感じない超高性能AIは怪異の謎を解明することが出来るのか?今回のアリサはある中学校の7つの奇妙な噂の調査に送り込まれる。少女型のボディにAIをコピーして中学校に潜入「異常存在リサーチ部」に入部してクラスメイトたちと一つずつ謎を解き明かしていく。踊り場の大鏡や存在しない生徒…しかし少しずつ感じる違和感とアリサの開発者たちの失われた記憶。何が本物で何が偽物なのか?SF×ホラーエンタメとして楽しめる1冊。2025/05/25

ひさか

29
Web小説サイトカクヨム掲載のものに加筆修正して2025年5月角川書店刊。シリーズ2作目。怪異の確率を検出するというところが相変わらず楽しい。さて怪異の実体に迫ろうとするアンドロイドとその開発者、研究者、怪異に巻き込まれた人々、祓う人、実に多彩な展開で、面白く、怖い。次もありそうで、楽しみです。2025/07/23

sasaki_1/700k

17
続刊の刊行が嬉しい。ジャンルものの中でもホラーはシリーズ化がされにくいと感じる。超長編のファンタジーも長く愛されるミステリも数多いが、ホラーは一巻完結の印象が強い。ホラーは最後には主人公のいる世界が(心的世界あるいは人生という形も含めて)決定的に壊れる展開が多いせいかもしれない。本作にはその壊れていく過程を引き延ばして見せらるような嫌な感触がある。前に進んでいる風で、ただ何かがポロポロと剥離し続けているだけのような。アンドロイドというモチーフにピンとこなくても、そういう話が好きな方には意外とお勧めできる。2025/05/19

にぃと

12
舞台が中学校の七不思議になり、アリサも中学生ボディに。怪異に対してのクールっぷりは相変わらずだが、学校に限らず地域全体に認識の歪みがでてきている様子もあり、得体の知れないものに呑み込まれているようなおっかなさがあった。どこからおかしくなっていたのかわかんないし解決したのかもよくわかっていない。正直続巻が刊行されるとは思ってなかったので驚きもあったが、果たして次巻はあるのだろうかも気になるところ。2025/04/20

海星梨

9
面白かったー。10巻くらいまでは順調に出て欲しいシリーズ。一話の入れ替わりも伏線で残したままだし、数メートルトンネルの奥に行っちゃったら怪異入ってはそうだし、最後はコメディカルに落としてるけど、やっぱり変異は起こってるし。前巻にも「ヒトが見識できない怪異による干渉」はあったけど、アンドロイドは検出できるという部分をまた一歩進めた展開に。アンドロイドの認識まで侵蝕しようとする怪異との戦いになるのか、それとも、想像できないものが待ってるのか。ホラー✖️SF、いいですね〜。2025/08/03

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