内容説明
『私、ストロング・ザ・メリーさん……』
深夜二時に東城明子のスマートフォンにかかってきたのは、都市伝説怪談めいた内容だった。
だが、ストロング・ザ・メリーさん……!?
何かがおかしい……。
「その……イタズラですか……?」
『貴様を殺す』
!!
そして再び震えたスマートフォンからは
『私……ビッグ・ザ・メリーさん……』
!?
連続する怪異に慄く明子にしかし、希望の声が聞こえてきたのもその後すぐであった。
『俺は俵さん、今アンタを助けに行くよ』
間一髪、『バケモン共をしばいて回っている男』俵耕太に助けられた明子だったが、俵の口からは再び耳を疑うような言葉が発された。
「非道建築タワーマンションのバケモンがアンタを狙っている」
常軌を逸した最強最悪の事故物件との、壮絶な戦いが始まった──
Web小説サイト『カクヨム』連載時から全編にわたり大幅改稿し、新規書き下ろしを含め加筆した決定版!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
佐倉
18
「わたし、ビッグ・ザ・メリーさん……貴様の後ろにいるの」「そうかい、俺は俵……アンタの正面にいるぜ」非道建築タワーマンションだの事故物件一級建築士だの地価がマイナスに振れきり存在するだけで身体中から金が発生する事故物件だのとトンチキに次ぐトンチキワードにクラクラしつつ、要素要素で妙に筋が通っていて熱い。とても勢いのあるSFホラーバトルものだった。俵と母の過去は「サプライズ忍者による救い」と「サプライズ忍者は誰が救うのか」というヒーローの悲哀を感じさせる展開でトンチキワードを忘れさせてくる。凄く好き。2025/07/26
燃え尽きタコ
15
爆笑できたのは不動産鑑定士のところまでかな。 それ以降は…、なんだろう。テクスチャがトンチキなだけで内容としては分かりやすいオカルトものというか、割とダンジョン化事故物件の理屈は感心した。2025/05/12
わたー
13
★★☆☆☆Not for me.導入こそ目を見張るものがあったが、インパクトのある言葉をただ並べただけのように思えてしまった。不定期更新のWEB連載で書き散らすのならばいいのかもしれないが、単行本になってまとめて一気に読むには脂っぽすぎて、2章目以降は胃もたれしてしまった。2025/03/30
あられ
9
題名で読んでみたけど。。。表紙でやな予感がしたけど。。。荒唐無稽過ぎて、ついていけない。orz。。。事故物件一級建築士、入居者の終の棲家になるタワー、タワマンロボ、2ランダムダンジョンキッチン、除霊師育成会、うんぬん、無理でした。←いちおー最後まで読んだが。入居者全滅の過程が読みたかった。俵耕太さん、強かった。東城明子さん、とばっちり、ちと気の毒。メリーさんはコワかったが、後はコワくなかった。あ、イラストはコワい。。。2025/06/04
ettyan えっちゃん
7
初読みの作者さんだが、表紙に惹かれて買ってみたら、大当たり。最近はやり?の事故物件を題材にしたホラーだが、ふたを開けてみると、島本和彦か、グラップラー刃牙の世界になだれ込む。あえてジャンルを分けるなら、アクションホラーSFかな。筋肉は裏切らないタイプの物語なので、ホラーが苦手な人も大丈夫! ラストはちょいとほろりとするけど、割と爽やかなラストだ! 事故物件の概念が崩壊したり、再構成されたりするので、おすすめ!2025/05/17




