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内容説明
「1週間7日間のうち、俗世間的仕事はギリギリと絞って1日程度にとどめ、あとの6日間は仙人のように俗世から離れて、自分の本当にやりたいことだけをやる、つまり晴耕雨読的、林住期的暮らしをしたいという私の願望を表現した言葉――私の造語である」(「はじめに」より)。
日立製作所のトップとして思い切った改革を次々と行いV字回復に導いた立役者。2020年に東京電力会長も退任した。
いよいよ一俗六仙の境地に足を踏み入れた筆者の仕事論と人生論。
目次
はじめに
第1章 引き受ける力
第2章 企業は社会のためにある
第3章 働き方の哲学
第4章 引き下がる力
第5章 仕事はやりがい、人生は生きがい
第6章 人生の愉しみ
第7章 次の世界を思う
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kensuke Watanabe
1
ラストマン以来すごい人だと思っていたがエッセイ的な本があったので読んでみた。 著者の人生観、仕事観などの哲学から、余生に楽しみにしていることなど人となりが伝わる内容。人類の歴史や日本経済の振り返りなど幅広な話もあり、最後には今後の日本や世界の課題と展望まで。勉強になりました。2024/04/23
さわでぃー
1
こんな生き方ができると素敵だなとおもえて良かった。2021/12/31
Go Extreme
1
引き受ける力:最後に船を降りる者 社外取締役はオーナーたれ 私の人生の岐路 企業は社会のためにある:現状維持は衰退につながる 様子見大国ニッポン 日本の企業統治 情より理をとれ 改革にはスピードと尖りが大切 楽な道はどこにもない 働き方の哲学:人材育成には2割の時間を 人生は1つのプロジェクト 引き下がる力:孤独と貴族 諸縁を放下すべき時なり 老人は気急なり 死のとき 仕事はやりがい、人生は生きがい:生きがいは人生の中にのみ 幸福な人生 人生の愉しみ:自然にかえる 男と女の違い 次の世界を思う:国家事業2021/08/01
MJ96
1
新刊として書店に並んでいたため早速購入 造語ではあるが、仕事に全てを捧げるより趣味を多く持つ方が良いよという意味合いを持って綴った言葉だそうだ 仕事に捧げた人生から退き、ようやく晴耕雨読な人生を送れる様になったが故に語れる川村さん独自の目線の話である2021/07/11
モビエイト
0
ラストマンを読んで感銘して以来の川村さんの本です。 後継者長も育てた事で日立は勝ち組を続けているのだと思います。もう81歳なのですね。2021/08/09