内容説明
それは、ひとつのサイトから始まった。
200万PV突破のネット怪談ロア、ついに書籍化!
新作書き下ろしも1篇収録!
ゆっくりボイス、まとめブログ、Discord、実験レポート、匿名掲示板、ドキュメンタリー映像、ホラー番組、位置情報ゲーム、オンライン百科事典、出所不明のカセットテープ、アスキーアート、チャットボット……。
いにしえのネット文化から最新のAI技術まで、幅広いテーマで描かれた全26話の物語──「つねにすでに」
各話はA~Zの頭文字を冠し、独特の世界観を展開。公開後すぐに、AIを使ったインタラクティブなギミックや、1日限定で公開された民家での展示など、ネットならではの仕掛けが大きな話題に。
公式Discordには6,000人以上のファンが集い、熱い考察を繰り広げたあの作品が、ついに書籍化します。
発行:ひろのぶと株式会社
発売:順文社
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tomomo
15
図書館本 AからZまでのお話たち QRコードのついたお話たち 読むのも聞くのも時間が掛った〜 終始不穏で、一体何を読まされているのか不明 一貫性もあるようで無い 理解不能 どこで止めるか悩んでラストまで 「警報」と「メアリーの部屋」ぞわぞわした 何とも形容し難い1冊 AIの話は私には難しいけど、既にこんな世界なのかも…2025/01/18
進☆彡19@雰囲気重視
13
梨氏の新たな怪談、かと思いきや、さまざまなメディアやプラットフォームを用いた、壮大な実験だった。リアルで参加・体験できなかったのは悔いが残る。だがおそらく、文字媒体での再現性はとても高いと推測できる。アミューズメントとして作られたこのプロジェクト、失礼かもしれないが、恐怖よりも感心と楽しさを味わった。面白かった。2025/02/11
くさてる
11
なんと表現していいのか、モキュホラーというかネットロアというか……部分的にサイトで目にしたことがあったけれど、これは書籍よりもまるごとネットでリアルタイムの更新を楽しむ方が良かったかもしれない。怖いかというと、ちょっと違って、ところどころに奇妙な懐かしさがあった。2025/03/19
イカまりこ
8
図書館本だったので帯がなく、章題がAからZになってることに文中で気づいた。ネット用語に詳しくないのですべてのことを理解できてないし理解したところでその情報が永遠に続くとも思えない本文だった。いや~難しいw 卵が先か鶏が先か、みたいな?聖地巡礼の章が印象的。一枚の写真から場所を特定して、同じ画角で撮影したらクリアのゲーム。特定勢凄いななんて読んでたら、だんだん異常さに気づいて…ネット上の友達作りは健全に人を選ばねばって思った。どこまでが事実でどこから仕組まれてることなのか、全然分からないまま生きてる。2025/04/03
イツキ
8
凄かった。初めのうちはYoutubeなどの外部サービスも利用したネットロアがテーマの連作短編形式の怪談かと思っていたのですが徐々に様相が変わり始め、「Xenoglossia」で恐さの種類がガラリと変わった瞬間は背筋が寒くなり鳥肌が立ちました。帯文の「われわれがもてあそんできた情報たちのひそやかな逆襲と、にぎやかな祝祭。」は正にこの物語の芯を捉えたものだと思います。ネットロアや最盛期の2ch、ニコ動が好きだった人は思わず楽しくなってしまうシーンもあり面白かったです。2025/03/10
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