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内容説明
大手メディアが報じない被災地のリアルを独自の取材で発信し続けるジャーナリストが、SNSにはびこるデマの実態と、それにあらがう術を探る。能登半島地震でも起きた「偽SOS」、関東大震災のデマ、福島第一原発事故をめぐる検証、生成AIによる「認知戦」の実態などを徹底取材。被災地の「本当のSOS」を埋もれさせないために何ができるのか? 10年以上にわたる災害取材の集大成。
目次
はじめに
第1章 能登半島地震でも起きた「偽SOS」
第2章 関東大震災のデマ、福島第一原発事故をめぐる検証
第3章 オープンジャーナリズムの時代の災害とメディア
第4章 デジタル時代の災害から学ぶべきこと
第5章 生成AIによる認知戦の時代――あなたの無自覚が兵器になる
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
14
SNSの功罪。 悪意のあるデマと悪気はないデマ。 極限状況下での見極めは難しい。2025/05/24
みなみ
11
ずっと読みたかった本で、書店で見かけたので購入。能登半島地震の事例から被災地の報道を伝える。まことしやかに語られ、善意で拡散される災害デマについても伝える。デマをSNSでばらまいた人のインタビューもあってびっくりした。関東大震災のデマ、東日本大震災の消極的な報道や情報提供など課題は多いが、ひとつひとつを真摯に取り上げている。2025/08/19
スナイデル
9
3.52025/02/19
志村真幸
7
本書は、デマやフェイクニュースについて、地震、選挙、政治など、さまざまな場面から切り込んだ内容だ。 2024年正月の能登半島地震、2011年の福島原発事故、現在の台湾をめぐる情報攻防戦、アメリカ大統領選挙まで、具体的にどのような問題が起きたかが紹介される。 デマがなぜ止められず、ひとびとが信じてしまうかについてとてもよく理解できた。 真実か見分けるためのファクトチェックが世界/日本で進められているわけだが、簡単には解決できそうにない。 デマの危険性について、多角的に知ることのできる一冊だった。2025/02/11
Yasutaka Nishimoto
6
あのライオンが逃げ出したというデマは悪質だと思うが、皆がデジカメやスマホを手軽に持つようになってまだ30年ぐらい?皆に見せびらかしたい気持ちも分からないではないが、規制すれば減るもんでもない。著者のですます調の文章になじめなかった。2025/04/07
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