koro

個数:1
紙書籍版価格
¥2,310
  • 電子書籍

koro

  • 著者名:榊原紘【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 書肆侃侃房(2025/03発売)
  • ポイント 20pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784863855885

ファイル: /

内容説明

『悪友』で熱烈な支持を集める著者の、無二の進化を遂げた渾身の第二歌集。

第1回定家賞次席!

眼の奥に錆びた秤が一つあり泣けばわずかに揺れる音する

【栞文より】
「救われたくない。ゆるされたくない。そう何度も叫んでいる。(中略)できれば全て脱ぎ捨てたいのだ。そうすればふたたび穢れず生きていける」(江戸雪)

「榊原の美意識は現代短歌において実に独自性が高い。そしてその根底には、神秘への思慕がある」(黒瀬珂瀾)

「この作家の器の大きさに感嘆した。自在な言葉が相応な重さを持って宇宙の謎に拮抗している。人間が人間である悲苦から逃げることなく、現代人の知性によって真っ向から対峙している。(中略)怖るべし・怖るべし・怖るべし」(水原紫苑)



【収録歌より】
銀漢に表裏があれば手触りは違うのだろう 指輪を外す

百合のように俯き帽子脱ぐときに胸に迫りぬ破約の歴史

額縁を焼(く)べてきたかのような貌ゆっくり上げてただいまと言う

ボトルシップの底に小さな海がある 語彙がないから恋になるだけ

ヘアバームのくらいにおいだ泣くのなら最初の一粒から見ていたい

【著者】
榊原紘
1992年愛知県(三河)生まれ、奈良県在住。第2回笹井宏之賞大賞受賞、第31回歌壇賞次席。2020年、第一歌集『悪友』刊行。短詩集団「砕氷船」の一員。

目次

夢寐奇譚8

I
TAKEOUT ONLY
かつて栄えていた都市
敗者復活戦
天窓
水際
果報は奪う
Le paradis
目の敵

II
Geschichte
大逆転
余沢の先
ハーケン
対価
白と黒
あるト書き
花束

低温注意報

木偶も麒麟も
雪原を征く
不凍港

III
絶縁
グッド・モーニング
死ぬまでのすべての春
悪い影響
みずうみ
FLOW
謀反
アンバー
Classic

あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

チェアー

4
うまく入り込めなかった。それは作者の豊富な西洋(ドイツ)の知識と光景にうまく自分の心がはまらなかったということだろう。近づいたと思ったら跳ね返される、まるで透き通った見えない壁があるような感じの作品群だった。 2023/12/07

駒場

3
前の歌集『悪友』はまあまあ好きだったがこれは結構目がすべったな……という感じだった。言葉の並びの独創性(と著者が思っているもの)にばかり主眼がいってないか?というのが率直な感想。悪くない歌もある。 歳月がひとに眼鏡をかけさせてその外し方をぼくは覚える/天才 と云うとき生まれる崖がありその双眸を一度見ただけ/名前などあとで勝手につけてくれ 東風にピアスがちらとひかって2024/03/01

2
小倉古本まつりで見つけて、書影が赤と黒できれいだったので手に取ってみました。特に「約束がつぎつぎ 反故になる日々に ゴミ収集車のゆるいブレーキ」と、「花首が揃って折れることを もし知っていたなら 名前を呼んで」がよかったです。2023/09/26

石ころ

1
『推し短歌入門』を読んだ流れで。 これはイメソン…!2024/04/06

石ころ

0
好き2024/06/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21494596
  • ご注意事項

最近チェックした商品