ハリウッドのプロデューサー、英国の城をセルフリノベする

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ハリウッドのプロデューサー、英国の城をセルフリノベする

  • ISBN:9784750518701

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内容説明

★【推薦】寿木けいさん(遠矢山房オーナー・エッセイスト)「命知らずでシャイな男が人を、城を、街を動かした。知らない土地で女一人で古い家を買った私には、深く響きました。」


\ 年間維持費6000万!/
ハリウッドの映画プロデューサーが、ひょんなことから先祖ゆかりのイギリス北部の城館を復興することに。


ショパンが演奏し、バイロンが暖炉を寄贈し、ジョン・レノンがロックしたご先祖の館。ボロボロの城を修復し、街ににぎわいを取り戻すため、陽気なアメリカ男が立ち上がる!
待ち受けていたのは、カビ、崩落、侵入者、そして財政難──まさに廃墟同然の建物との格闘だった。
次々と襲いかかる試練を乗り越え、夢を実現しようと奮闘する、笑いと涙の感動ストーリー。

**********

【目次】
第1章 忘れ去られたホップウッド家
第2章 思いがけずに帰郷
第3章 ホップウッド・ホール
第4章 ハリウッドの日常
第5章 フロッドンの戦い
第6章 僕は「領主様」?
第7章 ホテルの救済者
第8章 ご近所さんと殺人事件
第9章 時は流れて......
第10章 決意
第11章 ホップウッド救出大作戦
第12章 お城への招待
第13章 貴族に会う
第14章 侵入者
第15章 中年の危機
第16章 村の助けが必要だ
第17章 火薬、反逆、企み
第18章 ロッチデールへの逃避
第19章 過去のクリスマス
第20章 ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンド
第21章 おばけ事件
第22章 レディ・T
第23章 一歩ずつ
第24章 ディスコ修道士
第25章 ライトアップ
第26章 クリスマスのサプライズ
エピローグ
訳者あとがき

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

くさてる

26
ハリウッドで映画プロデューサーとして活躍していた著者が、ふとしたきっかけで見つけた、自身のルーツは六百年前に建造された、イギリス北部の城だった。受け継ぐ人間もおらず、崩壊の危機に陥っていた城をなんとかしようと決めた著者の前には様々な困難が……という実録エッセイ。この題名だと、著者がDIYで城を直したみたいな感じがしますが、実務というより(その才はないことが笑い話として語られます)まさにプロデューサーとして修復計画をまとめて指揮した経緯の話で、映画みたいに面白かったです。2025/06/10

いちろく

24
突然、自分の一族が城持ちだったと発覚したら……。ハリウッドの映画関係のプロデューサーだった著者が、色々な人たちの手を借りながら城をリノベーションしていく過程を描いた作品。村井理子氏の訳本と知り手にした一冊であるが「城!?」とスケールの大きさに驚く。そして、相変わらずユニークな本も翻訳されるな、と。詳細なネタバレは控えるが、訳者あとがきによると外的要因により今後の展開が凄く気になるところであり、まだ現在進行系の話でもあるのだ。この本を読んでしまった一人として、問題が解決して上手く行ってほしいと願うのみ。2025/05/20

本の蟲

18
趣味で家系図サイトを覗いていた筆者は、祖父が生前話していた祖先の城(大邸宅)が英国に現存していることを知る。自身の家系が、英国の歴史と深く紐づいていることに興奮するが、訪れたその邸宅は管理人もおらず崩壊間近。実際に城を管理、住んでいる英国貴族や、歴史的建造物を保存する会等様々な協力者を得て、米国帰りの領主として復興プロジェクトを立ち上げるが…。百年千年なんて日本人には馴染みがあるが、「若い国」である米国人の筆者が邸宅の「歴史」にいちいち驚くのは笑える。言葉は通じても常識がまるで違う米英の関係性も面白かった2025/04/17

えつ

13
翻訳が村井理子さんだったので、手に取った1冊。ハリウッドのプロデューサーが家系図を見ていたら、祖先ゆかりの地であるイギリス北部に同じ名前のホップウッド城が実在することを知った。その廃墟となっている城を復興させるために奮闘するお話。こんなにも苦難が待ち構えているのか?と思うほど苦難の連続だったけど、真面目に向き合うホップウッドの姿に元気をもらえた。村井さんのあとがきを読んで、区議会がホップウッド城への立ち入りを禁止した。とあって衝撃を受けた。ハリウッドの家を売却してわざわざ移り住んだのに…。今後が気になる。2025/05/06

Totchang

7
アメリカ人のホップウッドがイギリス北西部にある自分の先祖が立てたボロボロのお城「ホップウッド・ホール」を修復するというお話。訳者(村井理子)あとがきでは、未だ困難に直面していて、復元は遥か遠き道のようだ。全体を通して感じるのは米国人と英国人の違い。私が高校ではKings Englishでしたが、いまや米語が主流となっていることも踏まえて(訳者の苦労も推し量りながら)大いに楽しんだ。挨拶は "Hoe are you?"だと思っていたが、今の米国では異なるようだ。またJUMPERの本来の意味を知って驚いた。2025/09/18

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