内容説明
移動や移乗の介助など、「介護」の現場で役に立つ体の動かし方をお伝えするのが本書です。抱き起すとき、車いすに乗り換えるとき、力任せの動作では、介護する人はもちろん、介護を受ける人にも、大きな負担がかかってしまいます。そんなとき、体のねじりや連動、相手との距離を上手に使うと、相手を意外とラクに動かすことができます。息を合わせ、力を連動させるのです。井本整体では、人体力学の理論を介護の現場にいかすべく、特別講座「介護のための人体力学」を開催し、体にラクな介護を探求してきました。介護する側も、介護を受ける側も、一人ひとり、体の大きさも違いますし、日によって体調も違います。それでも、その都度、一番ラクな体の使い方ができるような、そのうちに自分一人で動けるような、そんな介護術が、人体力学的介護術。介護する人、される人がラクになるのを助ける一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
G-dark
8
「介護をする人」が楽になる移乗・移動の方法、「介護をされる人」が楽になる喉・呼吸器・泌尿器や便通・心・痛みやむくみを和らげるケアの本。わたしはP87〜89掲載の「浅くなった呼吸を改善する仰向けで胸を開く体操」を取り入れることにしました。仰向けになり、胸鎖関節を軸にすることを意識しながら、肘を曲げて胸の高さまで上げ、肘を曲げたまま開いたり閉じたりを繰り返したり、左肘と右肘を交互に上下させたりする体操です。P106〜107掲載の「中心のはたらきを助ける 趾骨間の溝そうじ」を取り入れて、足のケアもしたいです。2020/02/24
takahiro suzuki
2
実際やってみないとなんとも言えない。写真が多い。自分としては言語が多い方が落ちるので、説明がもっとあると嬉しかった。2021/07/23
つじつじ
2
今は、特に必要ではないのですが、興味があり、手にとってみました。介護する人が疲れないための…という章もあったりとして、介護してなくても、やってみよと思いました。2019/11/17
かー
1
冒頭の三ページは、基本動作についてでこれらは勉強になった。特に、ひねりの部分は意識していなかったため、意識していこうと思う。それ以外の部分は、残念ながら私のやり方と違う・施設での介助方法と違うため参考にならなかった。(歩行介助時は健側側に立つなど) こんなやり方もあるのだという点では良かった。2021/10/17
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