内容説明
門田隆将氏絶賛!
「知られざる沖縄戦。24歳で散華した特攻隊長は今、私達に何を問うのか」
伊舎堂用久(いしゃどう・ようきゅう)中佐、24歳
石垣島生まれの特攻隊長にして、沖縄戦最初の戦死者。
沖縄の英雄である。
だが彼の名は歴史の陰に消えてしまった――。
「死ぬことは何とも思わない。祖国日本はどうなるか。それだけが心残りだ」
昭和20年3月26日、石垣島・白保飛行場を飛び立つ。
目指すは慶良間諸島沖、米大艦隊。
「いまより我、突入す――」
誇り高き、哀切なる、壮絶ノンフィクション!
令和7年、沖縄戦終結から80年。
祖国を案じた伊舎堂の言葉に、いまの日本は応えられているのだろうか?
■目次
序 沖縄戦最初の戦死者
・なぜ沖縄の英雄は歴史から消えたのか
・伊舎堂用久――今前進スル途中
第1章 伊舎堂率いる、特攻隊「誠第17飛行隊」結成
・誠第17飛行隊11名、生還者なし
・かなわぬ結婚を夢見る婚約者
・最後の手紙「あなたを思う心はいつも変わりません」
第2章 特攻隊員たちの青春
・いまはただ明鏡止水の心境です
・故郷の絆
・文武両道と友愛の伊舎堂
・無用に生き残ることは望まぬ
・人間の限界
・伊舎堂の運命の分かれ目
第3章 生の証し
・お星様の仲間になって見守っています――安原少尉
・決して心配くださるな――石垣中尉
・心優しき川瀬少尉
・部下の致命的失態を笑い飛ばす伊舎堂
・郷土防衛につく“蓑笠”部隊
・石垣島での最後の37日間
・伊舎堂の右腕・石垣中尉、無念の戦死
・7年ぶりの親子再会
第4章 昭和20年3月26日、誠第17飛行隊出撃
・26日午前5時50分「いまより我、突入す」
・各新聞が一斉報道
・歌われなくなった「伊舎堂隊の歌」
・薄れゆく記憶。68年後に顕彰碑
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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