創元推理文庫<br> あれは子どものための歌

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創元推理文庫
あれは子どものための歌

  • 著者名:明神しじま【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 東京創元社(2025/04発売)
  • 梅雨を楽しむ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/14)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784488438210

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内容説明

因縁のある旅人と8年ぶりに再会した料理人、飢餓に苦しむ国を救った謎の商人、不思議なナイフで自らの“影”を切り離した男――並行して語られる3人の話が終盤でひとつになり、驚愕の真相が浮かび上がる第七回ミステリーズ!新人賞佳作「商人の空誓文」。どんな賭けにも負けない力を得た少女をめぐる表題作。その他、あらゆる傷を跡形なく消し去る名医の秘密を暴く「対岸の火事」など全5編を収録。“この世の理(ことわり)に背く力”と契約した者たちが起こす事件や陰謀に、人間が知恵と推理で立ち向かう! 架空の異国を舞台に贈る、傑作連作ミステリ。/【目次】「商人の空誓文」3つのエピソードに隠された真相とは?/「あれは子どものための歌」どんな賭けにも負けない力を得た少女の運命は?/「対岸の火事」あらゆる傷を跡形なく消し去る名医の治療法とは?/「ふたたび、初めての恋」宿屋を訪れた男女が抱える秘密とは?/「諸刃の剣」国同士の開戦を止める方法とは何か?/あとがき/解説=宇田川拓也

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

マムみかん(*ほぼ一言感想*)

23
初読み作家さん。 ファンタジック・ミステリの連作短編集。 ファンタジーは映像派なのだが、特殊設定ミステリとして楽しめた。 ラストにすべての謎が解かれるのが良い。 『ふたたび、初めての恋』が、昔の少女漫画風で好き☆2025/11/25

ぷら

11
面白かった。読み終えて、ぽんとこの言葉が出てくる。ふむ、面白かった。満足。著者の他の本も読んでみたいな〜と思ったけど…この1冊だけなのかな?どんな物語を描くのか、他のも読んでみたい。 タイトルに惹かれて購入した、ファンタジー×ミステリー小説。学生の頃によく読んだミステリーを最近は好まなくなったものの、こちらはファンタジーの着色が強いからか通して楽しめた。 短編集かと思いきや連作で、途中で1話を読み返したくなったからまた読もう。1話1話も面白いし、ラストでひと繋がりになる所もまた好ましい。2026/06/06

ユキタ

5
ファンタジーな世界を舞台にしたミステリ。カルマ、フェイ、ワジと魅力的なキャラクターがたくさんで楽しい。好きな話は「ふたたび、初めての恋」。初読は世界観を把握するのに気を取られてミステリを楽しめなかったところがあるので、2度読みするのがいい作品かも。今はまだ積読たくさんあるから、再読はまだ先の話になるだろうけど、この世界観を覚えてるうちに再読したい本になった。2026/01/21

鳩羽

4
飢饉の危機が迫る国に訪れた商人は、売り物が売れないために物語りを始めた。その語り口上は評判を呼び、やがて国王の相談に乗るまでになる。商人は痩せた土地でも育つじゃがいものを見せ飢饉に備える方法を提案するが…。架空の世界を舞台にした連作短編集だが、ファンタジーというより特殊設定ミステリという方が近い。裏の裏があり、別のストーリーの線が連綿とあり、いろんな思惑があり、と謎が解ける爽快感への予感をあちこちに散りばめてあって、楽しめた。寓話というほど単純化はされていないが、小説というほど書き込まれてもないかな。2025/05/17

高久

4
すっごくおもしろかった…!表現が難しいんですけど、、ファンタジーの物語と推理小説の両立のしかたが、たぶんいままで読んだどの本よりも巧みだと思う。同じような挑戦をしてる作品は多いんですけど、おおむねミステリかファンタジーのどちらかに比重が偏りがちで、ファンタジー小説としての物語の部分も推理小説としてのロジックの部分も偏りなく面白い。すごいな。きちんとみんなの努力や足跡に報いる大団円なのもすばらしいです。ワジの性格の悪さ大好き2025/05/08

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