角川ホラー文庫<br> あかずめの匣

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角川ホラー文庫
あかずめの匣

  • 著者名:滝川さり【著者】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • KADOKAWA(2025/03発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041154687

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内容説明

その怪異は人を閉じ込めて殺す。すべての真実をあなたは解き明かせるか。

冠村には“窒息の家”と呼ばれる廃墟があり、「あかずめ」という怪異の言い伝えがあった。
離婚を機に地元の冠村に戻った介護と育児に追われる女性、後輩達と“窒息の家”に足を踏み入れた大学院生、
ある目的のために「あかずめ」の呪いを探る高校生、代々呪いを受け継いできた赤頭家の女。
「あかずめ」に関わった4人の物語から、呪いの条件を見破り、死を回避せよ――。

『ゆうずどの結末』が話題を呼んだ滝川さりによる、新たな体験型ホラー誕生!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

yukaring

80
その怪異は人を閉じ込めて殺す。「あかずめ」という怪異の噂から伝播する不可解な死。知ったら最後もう逃げられない、最恐の呪いを解き明かす新感覚の体験型ホラー。その家を訪れた者は窒息死するという“窒息の家”。この廃墟のある村へ介護のために戻った女性が体験する恐怖、この家を肝試しに訪れた大学院生達が辿る末路、家庭に問題を抱え「あかずめ」の呪いを探る高校生、この村で代々呪いを受け継いできた人々。この4つの物語から呪いの規則性を暴き、死を回避する事はできるのか?人間の闇と呪いが絡まりあった業の深い物語だが面白かった。2025/03/30

absinthe

77
面白かった。怪異はあるけどヒトコワ系。脳内ジャンルで、怪異は実在し幻ではないが、本当に怖いのはやっぱり人間という。自分が一番好きなタイプ。理不尽な理由で死んでいく怪異も怖いのだが、それを利用して他人を陥れようとする人の本性。本作は、死に至るフラグのルールがはっきりしないのも面白い。デスノートの後、そうしたルールがクリアすぎる後発が増えてきた気がする。それはそれで面白いが作り物感も否めない。本作にはわからないルールに振り回される面白さがある。2026/07/06

眠る山猫屋

71
現時点での、滝川さりの最高傑作かもしれない。“あかずめ”という怪異をキーワードに、エピソードが積み重ねられていく。僻村で秘かに伝えられていた呪いの伝播。その呪いに触れた者は、閉ざされた場所で窒息死するという・・・。ミスリードが散りばめられていて回避は不可能。心寄り添えそうな主人公たちの、次第に暴かれていく闇。ザ・イヤミス。一章では現象が、二章では発現の法則、そして三章ではその呪いの使用法が開示されていくのだが・・・。四章では起源と因果が語られるが、それが全てではないという、魔の迷路に誘い込まれていた。2025/03/27

のりすけ

66
面白かったー。「ゆうずど」も「あかずめ」も映像化したら絶対面白いと思うんですが、白石監督、いかがですやろ?作者さん的には中田監督や清水監督の方がいいんかな。作者の掌でまんまと踊らされた感。キィィ、悔しい。ほんと、人間は恐ろしいですね。あと、おま…そっちか~~~い!がよかった。2025/07/31

キナコ

60
タイトル買いした一冊。初作者だったが、思ってた以上に楽しめた。4人の視点でストーリーが進んでいく。母の介護をするシングスマザー、大学生の悪ふざけ、引きこもりの父をみている少女など様々。赤頭家とはなんなのか。昔ながらの風習から生み出された呪いがテーマ。なかなかのホラー作品。今後の作品にも期待。2025/03/24

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