内容説明
今、「女」が選挙で勝つためのキーコンテンツになりつつある。与野党を問わず、政治家は女性の存在と女性にまつわる政策を“頼みの綱”にしているのだ。日本の政治がいかに変わりつつあるのか? 女性初の朝日新聞政治部次長を務めた著者が、海外の事例を含めて丹念に取材し、データとともにひもとく。多様化が進んだ現代では政治家も多様性が求められており、分断を広げるだけでは真の男女平等につながらない。女性政治家が増えれば〈誰もが〉生きやすい社会になるということを可視化する新しい論点。民主主義を機能させるのはあなたです!
目次
第1章 地方で芽吹く変化
第2章 女性議員が増えると政治の何が変わるのか
第3章 今、杉並区で起きていること
第4章 女性議員を増やすには
第5章 もっと女性議員を増やすには~海外編
第6章 国政は変わるのか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
25
日本の政治がいかに変わりつつあるのか。女性初の朝日新聞政治部次長を務めた著者が、海外の事例を含めて丹念に取材し、データとともにひもとく1冊。2023年の統一地方選や補欠選挙における変わりつつある状況、女性議員が増えると政治の何が変わるのかを解説しつつ、具体的な事例として杉並区の変化を取り上げていて、女性議員を増やすための取り組み、フランスやスウェーデン、台湾、アメリカなどの海外事例も紹介していて、女性でなければ出てこない発想もあると感じますし、多様性を出すためには母数を増やすことも必要かもしれないですね。2025/04/08
カエル子
8
日本もやっと変わりつつある。ずっと先を行くスウェーデンやフランスもかつては同様の状態だったわけで、女性枠やペア立候補という仕組みの導入で男性有利のシステムを抜本的に変えるための足掛かりとしたと。「女性だから」という理由で昇進したり、当選したりするのはな……とぼんやり思っていたけれど、そこを経ないと男性優位の社会構造を変えるのは至難の業だということだ。女性やマイノリティに焦点を当てることは男性から特権を奪うのではなく男性を含むすべての人が生きやすい社会の構築に繋がるはず。男性はそこをはき違えないで。2025/07/15
アンズ書店
5
稲田朋美を信じても良いのか、、、。防衛大臣の時に何があったのか。 女性に理不尽な法律が改正されてく流れは爽快。自分の住んでる地域が良くなるには誰に働きかけたら良いのかシミュレーション。2025/07/28
相米信者
4
地方・国・海外の事例を挙げて、女性政治家の現状が分かる。日本は海外に比べて女性議員の数は圧倒的に少ないが、近年女性首長が増加し、女性地方議員も増加している。女性議員だけでなく、女性政策に取り組む男性議員も紹介している。女性政治家が増えたら男性も生きやすくなると著者は主張している。ただこの本に不満があるのは、去年の自民党総裁選で惜しくも敗れた高市早苗の名前がない事だ。同じ総裁選を戦った上川陽子や野田聖子の名前はあるのに、あまりに不公平だと思った。2025/03/22
kimamabito
2
なるほどなぁ、読んでよかった。地方議員の役割は、地域での生活をより良いものにしていくこと。日常の困りごとをみつけて解決すること。地に足のついた生活者であることが必要だと思った。こんなにうまくいくのかなとも思うけど、そのような視点で今後は候補者をみていきたいし、地域の行事にもかかわっていきたいと思った。声をあげないとかわらないしね。2025/10/02




