内容説明
「天災」も「人災」も数千年を切り抜けてきた華僑の人々。その発想と生き方を学ぶ本。
目次
プロローグ はじめから屈強な「華僑」なんていない
第1章 「和僑」的生き方のすすめ
第2章 「失敗」と思い込んでいる日本人
第3章 「成功」とは自分のためのものである
第4章 「理財」をするから、華僑は生き残れる
第5章 最悪の事態に備えて「小瓶」をつくれ
第6章「個人」の成功と「会社」の成功は別物
第7章 「最大のリスク」は自分の心の中に潜んでいる
著者等紹介
宋文洲[ソウブンシュウ]
1963年、中国山東省生まれ。1984年に中国・東北大学を卒業後、翌年北海道大学大学院に国費留学。同大学院工学研究科を修了。天安門事件で帰国を断念し、日本の会社に就職するも、勤務先が間もなく倒産。1992年にソフト販売会社ソフトブレーンを創業し、代表取締役に就任。経営を通して日本企業の非製造部門の非効率性を痛感し、1998年には営業など非製造部門の効率改善のためのソフト開発と販売、コンサルティングサービス提供開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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復活!! あくびちゃん!
2
良書。タイトルにある「おカネ」よりも、生き方(「人生」)に主力を置いた本。「華僑流」とあるが、意外に内容は日本人的感覚が強い。やはりそれは日本人ではない人(著者)が見て、感じたことだからだろう。個人的には、最後の「ヤキモチ」が強く印象に残った。2011/06/17
nizimasu
1
混沌の時代を生きる上で注目すべきが「華僑」であろう。国家はおろか親戚も信頼できない中で生き抜く知恵とは何か。元ソフトブレーン社長が教える生きる上での知恵の数々。この歯に衣着せぬ発言は好き嫌いが分かれるかもしれないが個人的には、むしろハングリー精神を含め学ぶべきであろう2011/05/26
Hikari Sakai
0
★★★★ 海外で生きる華僑が成功するために考え、実践しているコツの数々。リスクをとってチャレンジした先にリターンがある、自分にとっての成功を定義し直す、理財(投資)によってリスクマネジメントを学ぶ、親からの家書(秘伝のノウハウ)が子どもを助ける。など、古今東西変わらない真理や華僑ならではのノウハウがわかり易く説明してある良書。家書は作って伝えようと思った。2014/12/20
Noriyuki Mabuchi
0
この人の発想が好き。やはり外からみて初めてわかることがある。 これから世界で日本人が生き抜くために必要なことが書かれてます。2014/11/17
カーリー
0
経営者として、華僑として見た日本への見識は為になった。考え方も華僑というよりは一個人として納得出来るものが多かった。2013/06/09
-
- 和書
- 苦楽利氏どうやら御満悦