GA文庫 光属性美少女の朝日さんがなぜか毎週末俺の部屋に入り浸るようになった件２

著者名：新人【著】/間明田【イラストレーター】

SBクリエイティブ（2025/03発売）

• ISBN：9784815626952

内容説明

学内一の美少女・朝日光が地味な影山黎也に告白したという噂はあっという間に広まった。
否応なしに学校中の注目を集める二人だったが、光は周囲の目なんてなんのその。
相変わらず黎也の部屋に入り浸って、「ガンガン攻めていく」の宣言通りにアプローチをしかけていく。

放課後の制服デートに、罰ゲームという名のスキンシップ攻撃。
無邪気さに加えて、甘えたっぷりも発揮するようになった第二形態の朝日光の威力はまさに天下無双。

光の裏表ない全力の好意に戸惑いつつも、黎也もまた、光に釣り合う人間になれるように悩み始めていく。
これは、光属性の少女と闇属性の少年が、虹色に輝く恋をする物語。

※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[和尚]

明るい話を読みたくて読み始め、朝日さんに無事浄化されました。 序盤の、主人公に対するやっかみの陰口は気分がいいものではありませんでしたが、そんな中でも自身の感情をはっきり出すヒロインは一巻にも増して光属性強攻撃持ちで魅力的でしたし、そんな彼女に何とか釣り合おうと努力し、自分の劣等感に向き合う主人公もとても良かったです。三巻も楽しみにしたいと思います。

2025/03/17

[わたー]

★★★★★今回も面白かった。前回ラストで告白したことで吹っ切れた朝日さんがガンガンいこうぜとばかりにちゅきちゅき攻勢を仕掛けるも、その程度ですぐに付き合うようじゃあ陰キャぼっちを拗らせていないんだよなあ主人公は。陰と陽、どちらに対しての解像度も高くて非常に良かった。朝日さんは1巻時点で十分可愛いと感じていたのだが、まさかまだポテンシャルを隠し持っているとは思わないじゃんか。また、そんな彼女に圧倒されながらも、彼女の全力に真っ正面から向き合う覚悟を見せてくれた主人公もよかった。

2025/03/27

[よっち]

学内一の美少女・朝日光が地味な影山黎也に告白したという噂があっという間に広まる中、否応なしに学校中の注目を集めてゆく第2弾。周囲の目なんてなんのその、相変わらず黎也の部屋に入り浸って、「ガンガン攻めていく」の宣言通りにアプローチをしかけていく光。放課後の制服デートに、罰ゲームという名のスキンシップ攻撃と、無邪気さに加えて、甘えたっぷりも発揮していく光の第二形態は圧巻でしたけど、黎也もまた彼女の真っ直ぐな好意に戸惑いながら、その気持ちに応えようと自分はどうすればいいのか覚悟を決めていく関係が良かったですね。

2025/03/15

[chirako]

１巻の面白さがそのままの２巻。とにかく「強い」ヒロインを「可愛い」部分だけ１点集中して書いてあるのがすごくよかった。だって主人公には彼女の「可愛い」しか見えてないもんな。でも他の人には見えてるらしい「彼女の素晴らしさが」主人公を悩ませるのだけど、主人公には「可愛い」しか見えてない。そりゃ「可愛い」に１点集中して書くのが今回のプロットそのものにもなるよ！（笑) でもだからこそ、一方的な劣等感でヒロインを敵視してる女子が「読者への悪役ポジ」すらなれない現実を主人公が自分を見てるように感じる所すごくよかった

2025/03/15

[椎名]

本当にどこまでも直球に好きを伝えてくる光属性の可愛さ一点突破作品。一巻で光自身の問題の紆余曲折が解決したからこそ二巻はラブ全振りに。このノリでどこまで続けていけるかになるとは思うが、結局こういうのでいいんだよこういうので代表選手になりそうな予感。

2025/03/27