ちくまQブックス<br> となりのヤングケアラー ――SOSをキャッチするには?

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ちくまQブックス
となりのヤングケアラー ――SOSをキャッチするには?

  • 著者名:村上靖彦【著者】
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • 筑摩書房(2025/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 330pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480251572

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内容説明

どんなときに「クラスメイトの中にヤングケアラーがいるかもしれない」と感じるだろうか。家事や介護だけでなく、精神疾患をもつ家族を助ける子どももいる。複雑な感情を抱え、孤立を深めているケースも多い。ヤングケアラーが近くにいたとき、何ができるか。“居場所”をキーワードに考えていく。

目次

第1章 ヤングケアラーってどんな存在? /ヤングケアラーの発見/子どもが誰でももつ権利/第2章 家事や介護だけがケアなのだろうか? /親が精神疾患の子どもたち/社会から排除される家族/定義の試み(1)「家族への心配から逃げることができない子ども」/定義の試み(2)災害のなかの家族、災害としての家族/第3章 愛憎相半ばする……/相反する感情のゆらぎ/家族が心配であり、家族と一緒に過ごしたいし、家族のために役に立ちたい/家族にしばられて苦しい/「私」がなくなる/孤立/第4章 ヤングケアラーという言葉をどう受け止める? /マイナス面だけでないとらえ方/ヤングケアラーという言葉をどう受け止めるか/第5章 なぜヤングケアラーが注目されるのか 社会構造の変化から考える/昔の「ヤングケアラー」と今のヤングケアラー/社会構造の変化とヤングケアラーの誕生/第6章 ヤングケアラーに必要な支援/かすかなSOSへのアンテナ/本人への応援と家族への応援──現在整備されている支援制度/相談できる人・自分サイドの大人/居場所と仲間/生活支援と親支援──地域での子育てへとひらく/将来のモデル/終章 それぞれの「居場所」をみつける/困りごとをサポートし合う社会へ/一人ひとりへのまなざしと、ユニバーサルなケア/おわりに ヤングケアラーのみなさんと、そのまわりにいるみなさんへ/おもな参考文献など/次に読んでほしい本

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

U-Tchallenge

1
中高生を主な対象としているちくまQブックスの一冊。近年よく耳にするようになった「ヤングケアラー」について学べる内容となっている。ヤングケアラーについて理解しているつもりである。しかし、ヤングケアラーは気づきにくくなっている。個人情報の保護の観点から家庭の様子は見えにくくなっている。また、地域での家庭のつながりは希薄化している(これにはメリット・デメリットがあるかもしれないが)。このような現状でヤングケアラーをどのように支援していくかは考えていかないといけないように思った。2025/07/20

Go Extreme

1
定義と現状: 大人が担うべき家事や家族の世話を日常的に行う子ども クラスの約10%が該当 心理的負担: 心の負担ー家族の心配や介護 愛憎の葛藤ー家族を支えたい⇔負担感 社会的孤立ー理解されず→孤立 ケアの形態: 精神的な支援 多様な状況 社会的支援: 大人の理解と介入 教育機関ー学校や地域が連携 アイデンティティ: 言葉の受け止め方ー自己認識に影響 自分の位置づけー個々の経験や価値観による 社会の変化ー経済的困窮や競争主義→増加している現状を→支援体制の構築急務 包括的アプローチー家族全体を支援する仕組み2025/01/27

Tamy

1
うーん。難しい。2024/12/28

takao

1
ふむ2024/12/23

言いたい放題

0
斜め読み2025/04/08

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