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内容説明
討論なし。
批判なし。
結論なし。
「言いっ放し、聞きっ放し」の会議が、
なぜこれほど人生を豊かにするのか?
私たちが囚われている
「不毛な会議」観を
根底からひっくり返す!
人生を変える、新しい形のミーティング
本書の内容
●「ネガティブ・ケイパビリティ」と「オープン・ダイアローグ」が、新しいミーティングの二大要素。
●ネガティブ・ケイパビリティとは、「不確実さや神秘さ、疑いの中に、事実や理を早急に頼ることなく、居続けられる能力」。
●オープン・ダイアローグの核心は、ポリフォニー(多声性)。
●答えのない世界に身を置いて、対話し続けるうちに、思いもかけない世界が見えてくる。
●評価を放棄することで、自由で自然な対話が生まれる。
●ミーティングは、雑多な意見が披露され、種々の声が行き交うカーニバルのようであるべき。
●「答えは質問の不幸である」。すぐに答えを求めることは可能性を閉ざす。
●薬もカウンセリングも効果がなかったギャンブル症者が、自助グループのミーティングで回復。
●ラカン、メルロ=ポンティ、カミュ、バタイユ、ミッテランらフランスの知性を輩出したパリのアパルトマンで、日夜繰り広げられた「終わりなき対話」。
《目次》
第一章 ギャンブル脳を回復させるミーティング
第二章 心の病いを治すオープン・ダイアローグ
第三章 悪を生む会議と人を成長させるミーティング
第四章 答えは質問の不幸である
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Koichiro Minematsu
28
正しい説明は凶器になる2025/07/26
coldsurgeon
15
ネガティブケイパビリティという考え方は、最近知られるようになったが、キーツの私信に端を発するという。その実践はどのようになされるのか。それを知ることができることが例示される。医療現場では、会議・ミーティングがよく開かれる。その場は、往々にして、ディベロップメントの場となり、何らかの結論・解答を出す場となる。殺伐とした終わりを見ることは多い。それに対して、オープンダイアローグとして、考え方の優劣を求めず、耳を傾けることに注力し、正しさを求めなくては良いのではないか。正しい説明は凶器と、答えは質問を殺す。2025/03/28
ユーユーテイン
12
ネガティブ・ケイパビリティに基づいた会議とはどんなものだろう、と知りたくて読んだ。会議とは参加者一人一人が意見を出し、効率よく結論を導き出す場だと考えていたが、筆者の提案するのは「討論なし。批判なし。結論なし」の会議だ。そんなことができるのか、と思うが、メンタル・ヘルスの場合には特に有効だろう。困難を抱える当事者と関係者が集まってただ話をする、解決を目指してではなく。実際こんな会議ができる場合は少ないかもしれないが、このような会議の流れを知っていれば結論が出ない時にも落ち着いて構えていられそうである。2025/11/11
mikio
11
「答えは質問の不幸である」「答えるという行為は、質問の本質、答えられることによって消えてしまわないような大切なものを、再び取り戻すという性質のものである」(モーリス・ブランショ)「すべてを知っていることは、真実を手放してしまうことである」(ウィルフレッド・ビオン)逆説的ではあるが、求めれば安易に答えを得られる時代であるとともにVUCAの時代とも言われる現在だからこそ非常に重みのある言葉だと感じた。答えの出ない事態に耐える力を養いたい。2025/04/26
パダワン
10
会議の話ではない。問いと答えの話だった。 ネガティブ・ケイパビリティは答えを出さないでいることに耐えうる力、と言う意味。簡単に答えを出さないことで、より深いコミュニケーションが叶うのだ。その例として依存症の自助グループのミーティング、オープン・ダイアローグの話、サン・ブノワ通りの作家たちの話。 ここでデュラスの生涯が詳細に語られる。本筋とは違うがこれにかなり惹きつけられてしまった。すごい才能たちの集うサン・ブノワ通りの部屋。その命と才能の輝きと来たら! 「質問は思考の願望である」ブランショの言葉。2025/06/05
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