冒険する組織のつくりかた──「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法

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冒険する組織のつくりかた──「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法

  • 著者名:安斎勇樹【著】
  • 価格 ¥2,640(本体¥2,400)
  • テオリア(2025/03発売)
  • 蝉しぐれそそぐ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~8/3)
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  • ISBN:9784799331170

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内容説明

★★★発売2カ月あまりで3万部突破のベストセラー!!★★★
★★★中原淳さん、三宅香帆さん、篠田真貴子さん…一流の実務家・教育関係者も大絶賛!!★★★

「ここ数年で読んだ中で、一番すばらしかった!」
「めっちゃ読みやすい。しかも、読後の納得感がハンパない!」
「社会人になってずーっと感じていたモヤモヤの正体がやっとわかった!!」
……SNSなどで感謝の声、続々!! ★★★

◎「組織のなかの自分」への違和感がスッキリ晴れる本!
◎「人が逃げ出す組織」と「人から選ばれ続ける組織」の違いとは──?
◎20年以上の探究を結晶化させた「新時代の組織づくり論」の超・決定版!!

「“会社にいる自分”にモヤモヤがある……」

いま、そんな人が増えています。
その背景には「働くこと」に対する価値観の変化があります。

自分を押し殺して組織に従う「軍事的世界観」を引きずる会社から、
働く人たちはそっと、しかし確実に離れつつあります。

では、これからの時代に求められる組織とはどんなものか?
そのカギとなるのが「冒険的世界観」です。

本書は、人を「道具」として扱う従来型のマネジメントを手放し、
「人と組織のズレ」を、しなやかに解きほぐす「具体的メソッド」を、
[目標・チーム・会議・成長・組織]の5つのテーマから解説!

経営リーダー・ミドルマネジャー・人事担当者はもちろん、
現場でモヤモヤを抱えるすべての人の「羅針盤」となる一冊です。

◎目次
序論 “冒険する組織”とは何か? 「軍事的な世界観」からの脱却
・組織の水面下で膨らむ「巨大なモヤモヤ」
・ビジネスは「戦争」であり、会社は「軍隊」だった
・リーダーを“演じる”のは、もうやめにしよう
・軍隊はいずれ必ず“官僚化”する
・個々の自己実現をあきらめない「麦わらの一味」

第1章 会社の「世界観」を変える5つの冒険的レンズ
・なぜ「目標が明確すぎる組織」は危ういのか?
・「戦士だけのパーティ」でのゲーム攻略はしんどい
・“ドライな組織”ほど「致命的な問題」を見落とすワケ
・「使えるやつ」ではなく、「しっくりくる自分」になる
・御社はなぜ「やるべきこと」を実行できないのか?

第2章 自己実現をあきらめない「冒険の羅針盤」
・組織はベルトコンベアではない。人間はロボットではない
・「バラバラな思惑」のまま、「同じ船」に乗っていてもいい
・「らしさ」が見えない組織は、いきなり崩壊する
・なぜ大企業ほど「ナゾの仕事」が増えるのか?
・御社のなかで「いちばんズレているところ」は?

第3章 冒険する組織をつくる「5つの基本原則」
・目標は新法則「ALIVE」で設定する
・マネジメントチームは組織の靭帯
・ハレとケの場づくりに工夫を凝らす
・「学習しない組織」はどう生まれるか?
・「危機感」で社員を動かすのは、もうやめにしよう

第4章 冒険する「目標設定」のカギ
・現場の目標にこそ「追いかけたくなる意味」を込める
・冒険する組織にも「数値目標」は欠かせない
・理念は「腹落ち」させるものではない
・MVVを「更新」するときのコツ
・「最後までやり抜くことが正義」という思い込み

第5章 冒険する「チームづくり」のカギ
・「深い自己紹介」で心理的安全性を正しく高める
・「自分をさらけ出すのがうまい人」はどんな話し方をしているか?
・「機能しないチーム」に欠けているもの
・「何年も一緒に働いているのに、つながりが弱い職場」の共通点
・“チーム内の問題”が驚くほど見つかる技法──KMQTリフレクション

第6章 冒険する「対話の場づくり」のカギ
・「ファシリテーターとしての芸風」を全メンバーで磨く
・「声の大きい人」に振り回されないためには?
・「2つの流れ」を見直せば、会議のムダはすぐ減らせる
・ハレの場としての「全社総会」に命をかける
・熱心な乗組員ほど、「船に乗っている理由」を見失う

第7章 冒険する「学習文化づくり」のカギ
・リーダー自身が学んでいるか? 「学ぶ姿」を共有しているか?
・あえて“耳の痛いこと”を伝えなくていい──冒険的フィードバック論
・人を「道具」扱いする会社ほど、「仕事の定型化」にこだわる
・仕事の「属人性」を歓迎しよう
・できる人の暗黙知を“ブラックボックス化”させない極意

第8章 冒険する「組織変革」のカギ
・組織内の「もったいない!」を探し、前向きに「リフレーミング」する
・「社内勉強会」こそ最強の変革トリガー
・ミドルは変革の中枢。マネジャーこそ「自分」を尊重しよう
・「マネジャーがしんどい…」の正体──優秀な人が「自分主語」を捨てる瞬間
・「辞めます」と言われたとき、「冒険する上司」が真っ先にやること

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はる坊

14
「軍事的世界観」かの脱却と「冒険的世界観」のインストールをもって、このVUCAの時代の組織についての新たな提言をしている本書。 特に腑に落ちたのが、「構造面の変更」と「文化面の変更」はセットでしないと組織は変えられないというところ。 今うちの会社でいくと、組織体制や評価制度などの「構造面の変更」は盛んに行われているが、それに対する社員の精神である「文化面の変更」はあまりできていないように思う。 それをどう整合するか。 「経営理念」を元に、うちの会社ならどうしたらいいかも今後考えていきたいと思う。2025/07/13

ta_chanko

13
軍事的世界観から冒険的世界観へ。戦略→冒険、指令→問い、小隊→仲間、伝令→対話、意思決定→価値創造、スキルの習得→アイデンティティの探究、機能別→多様性、合理的思考(エンジニアリング)→野性的思考(ブリコラージュ)。「社会的ミッション・事業ケイパビリティ(強み)・組織アイデンティティ・個々の自己実現」の整合性を図る。個々の思惑がバラバラであっても、同じ船に乗ることは可能。叱責や危機感で人を動かすのではなく、ワクワクする目標を掲げることで個々の能力を引き出す。組織は生き物。構造や目標を常にアップデート。2025/07/30

江口 浩平@教育委員会

13
【組織論】著者の「問いかけの作法」や「問いのデザイン」が好きで手に取った一冊。「軍事的世界観」から抜け出し「冒険する組織」に変貌するために必要な考え方や仕組みを、本来は学術的な内容であるにもかかわらずこれでもかというくらい平易に紹介してくれている。特に、ONE PIECEを「冒険する組織」の理想像に挙げ、自己実現を図ることとチームとして成果を挙げることが両立しうることを説明しているくだりは、何度も人に紹介してしまうほど影響を受けた。本書を片手にチームづくりをしてみたいと思える良書。2025/02/18

けん

10
【★★☆☆☆】自分には少し難しかった。2025/03/24

たくみくた

9
10冊目。良書。まさに自分が感覚的に良いなと感じている組織像を言語化・概念化してくれているような印象。/同じチームで働いているメンバーたちは、もちろんさまざまな体験を共にしています。しかしながら、ただ忙しく仕事をこなすだけでは、「共通体験」としての意味づけは進みません。「あんなことがありましたね」「たしかに、ありましたね! あの失敗が、いまのプロジェクトに活きているなあと感じます」 ――そんなリフレクションがあって初めて、それはチームの共通体験となるのです。2025/06/05

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