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内容説明
京都に拠点を置きながら沖縄に通う生活を続けている著者。ある日、「京都と沖縄は似ている」ことに気づく。だが、両地ともに日本有数の観光地であるにもかかわらず、「京都人はイケズ」「沖縄人は排他的」というイメージがつきまとう。では、実際はどうか。京都を歩き回り、沖縄を歩き直して見えてきたのは、固定的なイメージを覆すものだった――。京都と沖縄の知られざる“遠くて近い、深い関係”に着目した本邦初の一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kawa
35
沖縄にルーツの著者が、長年住んだ那覇から気まぐれに京都移住。王都として共通する2都市を題材に、「イケズ」と「テーゲー」ワン・ワードで評される街を分析の都市賛歌。沖縄シーサーが浄土真宗の念仏踊りがルーツだということは既知なのだが、そこからさらに進めて京都・三条大橋近くの壇王法輪寺住持・袋中(たいちゅう)師が広めたものにはなるほど。次回訪問の折には訪ねたいものだ(近くの「篠田家」さんの「皿盛」も食しながら)。それにしてもそう若くない著者、京都から毎週の那覇通い(日帰りもあると言う)お疲れ様ですね。2025/04/12
kazuさん
28
著者は長年にわたり沖縄の那覇に暮らしていたが、現在は京都在住で、大学での講義のために、週に一度沖縄へ通っている。二つの町に長く住んだ経験をもとに、食文化や生活習慣を比較しながら、そこに暮らす人々の共通点を探っている。一見、全く異なる文化圏に見える京都と沖縄だが、古代より多くの歴史的なつながりがあったことが語られている。加えて、京都の美味しいレストランや有名書店も紹介されており、興味深く読めた。2025/04/08
二人娘の父
9
お久しぶりです、仲村さん。藤井誠二さんの本で近況はなんとくなく知っていたが、本作ではまさに二拠点生活の場そのものがテーマ。自慢ではないが、私も京都にはかなりの偏見と誤解を抱いていた1人である。ブブ漬けの話やイケズなど、相当に間違った感情を持っていたことは反省。同時に「〆はステーキ」の妄言も薄っすらと信じていたところもあり、こちらも反省。沖縄フェイクは本当にたくさん触れてきたが、京都フェイクの流布にも日本社会の「何か」を感じる。2025/04/27
たろすけ
4
当初は期待値が高かったので厳しく書きます。 「習慣、文化と過去の文献を通じ、著者が酒と物思いに耽って纏めたのであろう両県の紹介」が内容であり、タイトルに興味を持って本書を開いた殆どの方々には恐ろしい程に「?」と感じさせる内容。 京都文学によく見る言い回しや言葉遊び、過去文献からの推察は非常に面白いが、気になる内容はもう一歩の所で別の話に変わり消化不良、更にこの内容でなぜ腹の内というタイトルを使えると思ったのか疑問。 「釣りタイトル」と思われても仕方の無い作品。2025/06/22
きんさん
3
文章から、大学2年生の時に取った数学の講師と同じ匂いを感じて嫌だった。すぐ切った講義の人。 あとヘーゲル弁証法の理解はどうだろうか… でも自分も東京より関西の方が親近感を感じるのでいいたい同質性は分かる2025/04/19
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