内容説明
野菜、卵、ミルク、肉、魚、穀物……。
わたしたちの食卓は様々な食材に支えられています。
しかし、他の国々では、それらの食材がどんな料理になり、どのように食卓に並び、人々の暮らしの風景を作り出しているのか、案外知られていないものです。
本書では、世界の台所探検家として世界各地の数多くの家庭を訪れてきた著者が、食材と人との関わりという身近な視点から、その土地のくらしをつぶさに伝えます。
台所にある身近な食べものが、世界の未知なるくらしを知るきっかけとなるような一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
to boy
28
世界各地の家庭料理を食べてきた著者のレポート。いろんな国でその地域に合った物をその地域に合った調理法で食べる食事。日本の食べ物が一番おいしいという思い込みを吹っ飛ばしてくれる一冊です。ブルガリアのピンクトマト(消滅の危機に瀕した食品)を食べてみたい。海に囲まれたアイルランドでは塩は貴重品とは知らなかった。豆を愛するインド、お米がおかずになる各地の料理。料理の世界の多様性は無限なのか。2025/03/19
くさてる
17
さまざまな国に住まう普通の人々の食卓にお邪魔して、まさに台所をのぞくように食を楽しむエッセイ集。日本ではなじみのない食材に驚いたり、あるいは馴染みある食材がまったく違う形で食されるのに驚いたり。著者の語り口は癖が無く読みやすかったです。食は環境であり文化だなと思った。せっかくの内容なのでカラー写真があれば良かったなと思いました。2025/10/08
アカツキ
15
世界各地の家庭に滞在して一緒に料理を作る台所探検家の著者が、これまでに出会った世界の家庭料理を紹介した料理エッセイ本。面白かったし、滞在先の家族との会話からあたたかな家庭の空気が感じられて心が和んだ。地域色豊かな料理の見た目、食感、風味が美味しそうに語られるから、食べてみたい!と思ってしまう。料理の写真がないのが惜しい。2025/04/04
柚木あんづ🍉
14
『世界の台所探検 料理から暮らしと社会がみえる』で知った、世界の台所探検家・岡根谷美里さん。野菜、卵、ミルク、肉、魚、穀物…私たちにとって身近な食べ物が世界の食卓にどうのぼるのか、調理方法はもちろんお国事情までを台所で聞く。写真が一枚もないのに(だからこそ?)、文章からいいにおい、いい音、楽しいおしゃべりの声がしていて、最高に美味しそうでよかった。読み終わってから「ウズベキスタンのノンが食べたい!」「大腸包小腸の見た目って?」「トルティーヤの調理方法を詳しく知りたい!」と、ネット検索しまくるまでがお約束。2025/04/01
家出猫
13
この本を手に取ったのは、Amazonの紹介文の中に、アンデスの高地の寒さで作る保存食という言葉が入っていたからだ。これは、「チューニョ」に違いない!と思い読み進めて、あっという間に読了してしまった。ちなみに、チューニョは子ども向け冊子の「たくさんのふしぎシリーズ」のじゃがいも特集で知ったのだが(おそらくこの巻は、今は新品では買えないのでは?)、とても懐かしく思った。コラムの中で、著者は、主食について触れているのですが、昨今の米不足も相まって、今や日本も主食🟰米という時代ではなくなってきそうですね。2025/06/29
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- ケイヤクカレシ 第24話 J-TOON




