アディクション・スタディーズ---薬物依存症を捉えなおす13章

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アディクション・スタディーズ---薬物依存症を捉えなおす13章

  • 著者名:松本俊彦
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 日本評論社(2024/08発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784535984905

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内容説明

薬物のアディクション(依存症)に様々な角度から光を当て、多領域の支援者・当事者が緩やかにつながり、厳罰主義を乗り越える道筋を探る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ノコンギク

6
薬物依存から抜け出すために薬物を「完全に」ではなく,薬物使用を減らし生活を継続していくこと。「排除から包摂へ 処罰からハームリダクションへ」と帯に書いてある。刑罰では依存症から回復できない。依存症が原因で万引きなど様々な犯罪に至ってしまう場合が多い。刑罰でなく,「ダメ,絶対」でなく,「つらいんだ」「クスリを使いたい」など本音を話すことのできる場があることが,回復のために必要なんだと。依存症になる人は,心に傷付きを持つ,自己治癒として依存物質を使ってしまう。薬物等ではない心の杖を考える。2024/04/29

遠子

3
論文執筆のための参考文献として読みました。アディクションとハームリダクションを中心に、数多くの研究者の知見を学ぶことができる良い本です。2025/02/11

Go Extreme

2
刑罰の機能:威嚇・応報・再犯防止 薬物犯罪:被害者なき犯罪 厳罰化を望む:サイエンス<イデオロギー 自分好みの物質に落ち着く 孤独で不自由→薬物依存症になりやすい 正の強化:行動によって快感 負の強化:苦痛が一時的に緩和 心の松葉杖として機能 自己治療仮説:心理的苦痛を抱えていることを想定 両者のマッチング 心の痛みを身体の痛みに個き換える アレキシサイミア・失感情症の傾向が顕著 嘘の万能感 オピオイド オビオイドクライシス 身体依存・耐性形成・精神依存 ハームリダクション アディクションアプローチープ2020/08/22

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