光文社文庫<br> 京都哲学の道 こころばえの石売る店で

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光文社文庫
京都哲学の道 こころばえの石売る店で

  • 著者名:大石直紀【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 光文社(2025/03発売)
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  • ISBN:9784334105754

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内容説明

京都の名所、哲学の道。そこにある石を売る店。店主の風折光司は精神科医だったが、ある事情で医師を辞めてこの店を営んでいた。向かいのカフェの松本櫻子とは先代店主のころからの知人だ。そんな店に飛び込んできたのは一人の疲労困憊した男性。彼にはどうやら事情がありそうだ……。心を傷めた客たちとの交流のなかで光司もまた自らの過去に目を向けることとなる。京都本大賞を受賞した名手が描く感動作!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

みかん🍊

68
哲学の道で石を売る店をやっている元精神科医光司と斜向かいでカフェを営む櫻子、そこに縁あって関わる人々の連作短編集、妻を殺してしまったと姉のいる京都へやってきた男性、強迫性障害で人が触った物に触れられない男性、自閉症の幼馴染、そして自らが医者を辞め家族と離れる事になったある事件、人は1面だけで見るだけでは分からない別の面からみるとまた違う真実が見えてくる。2026/06/26

田中峰和

6
主人公の光司は売れない石屋を営む60歳の男。元精神科医がなぜ石を売るのか。つげ義春の「無能の人」を作中でも出しているが、作者の年齢からも納得。彼の属性から章ごとに登場する人々は精神的な疾患を抱えている。彼らに適切なアドバイスをしながら、人助けをする。マザコン男が妻を絞め殺して逃亡する和樹。実は失神していただけというオチ。ストレスから腰痛になり休職し、妻に詰られたのが原因だった。最後に、光司が医者を辞めた原因がわかる。彼に片思いした患者が光司の娘を襲う。患者との距離のとり方は難しいのだ。2026/05/20

Hanna

4
表紙絵の版画のレトロさで手に取ったものの、なかなか重い内容だった。瑠璃はラピスラズリ。2026/06/24

ふみえ

4
サラッと読めてしまいますが、結構深刻な内容でした。自分の身に起こったら嫌です。石にパワーなんてないけれど、あって欲しい。ひとつ買ってみようかな。2025/03/21

ぽてじん

3
大石直紀さん、初めての作家さん。 丁寧、読みやすい、伏線一つ一つ回収。 星3つ2025/04/29

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