午前零時の評議室

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午前零時の評議室

  • 著者名:衣刀信吾【著】
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • 光文社(2025/03発売)
  • ポイント 19pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334105921

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内容説明

法廷×デスゲーム×本格ミステリ! 第28回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。大学生の実帆に届いた裁判員選任の案内状。事前オリエンテーションとして呼び出された裁判員たちに異例の事態が訪れる。一方、事件を担当する弁護士の羽水は検察のストーリーに疑問を抱き、見逃された謎に着目する。被害者の靴下が片方だけ持ち去られたのはなぜか? それを元に事件の洗い直しを始めるが……。伏線だらけのタイムリミット脱出劇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ma-bo

103
日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。帯に法廷✕デスゲーム✕本格ミステリーとある。密室に閉じ込められた数人が制限時間内に謎に挑むデスゲームというのは結構あるけど、裁判員裁判の事前オリエンテーション(現実にはないとの事)というオリジナリティな設定、実際の法廷が絡む構成。真相に辿り着く&裁判の決着の後も二転三転の展開が。作者は現役の日本弁護士連合会副会長。3年連続最終候補まで残った上での受賞との事。選考委員の選評に昨年の作品のテーマに魅力、得意と言及があったので改稿の上今後作品化あるかも。2025/10/05

yukaring

81
午前零時までに「有罪」か「無罪」か評決しなければ死ぬ。ある事件についての評議を迫られた人々。タイムリミットありのクローズドサークル&法廷ミステリでとても面白かった。裁判員選任の案内が届いた7人。オリエンテーションとして担当判事に呼び出された彼らを待ち受けていたのは…。注目が集まるストーカー殺人についての議論を余儀なくされる彼ら。そして外では弁護士達が被疑者が本当に犯人なのか行動をトレース。この内と外の二本立ての構成にグイグイと引き込まれる。二転三転する真相に張り巡らされた伏線、巧妙な仕掛けに騙される1冊。2025/05/28

hirokun

81
★4 作者が過去に県弁護士会の会長を務めたこともあるベテランの現役弁護士。当然、裁判員裁判についての造詣も深く現実感があり、推理小説の展開もロジックの構成が緻密である気がする。あとがきで作者自身が本格的ミステリ小説を目指したと語っているように、何度もどんでん返しがあり、十分に楽しませてもらった。裁判員に選出され、裁判に関わった方の大変さが、この作品を読んでより正確に認識できた様な気がする。2025/05/25

オーウェン

60
実際の事件の裁判と、事前オリエンテーションと称され裁判員裁判として集められた7人の評議会。この2つを交互に移していき、事件の経緯を辿っていく。ただし評議会の方はリミットの日付が変わる0時までであり、それを越えると爆発してしまうデスゲームの様相に。裁判もので有罪か無罪なので、結論は二転三転していくし、ラストに向けてのどんでん返しがかなりある。少々やり過ぎな感じはするし、何よりも実帆の閃きが尋常ではなく、弁護士などを軽く凌駕する推理。 アルバイトの子がこれだけ頭が良いというのはちょっとリアリティに欠ける気が。2025/06/07

aquamarine

58
日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。法廷×デスゲーム×本格ミステリと錚々たるメンバーの一押しの帯が凄い。裁判員選任の案内によってオリエンテーションに参加したメンバーが仕掛けられたのは…。現役弁護士の著者らしい設定。実際はこんなに簡単に騙されないと思うが、読みやすく多くの謎に惹かれ一気にページをめくった。二転三転する真相に最後の最後まで気が抜けない一冊を堪能。作品内の逸脱した行為は本格ミステリというエンターテインメントの中でのことだと著者は言うが、どんな立場でも事件の関係者には絶対になりたくないと思った。2025/12/11

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