出版社内容情報
入院・介護・老後資金・住まう場・
配偶者亡き後・相続・葬儀・お墓……
「いざという時」のために備えておきたいこと
入院や介護、相続などで「子どもに迷惑をかけたくない」というシニアは多いですが、
そのためには、元気なうちからの準備が必要です。
人生100年時代の「長い老後」を安心して暮らすために、
シニア世代が知っておくべき・やっておくべきことを、
具体的な事例を交えながらわかりやすく解説します。
「子どもに迷惑をかけられたくない」というシニアの本音にも応える1冊です。
■目次(抜粋)
第1章●入院
・ある日突然、道で倒れたら?
・「身元保証」を子に頼れない、頼りたくない…
・配偶者の緊急入院!家事は?付き添いは?
・完治していないのに退院、どうしよう!?
・退院後の世話を巡って子どもたちが喧嘩!
第2章●お金
・今後の暮らしにかけられるお金は?
・自宅を貸して老人ホームの月々費用にあてたい
・子と同居したら医療費や介護費用が高額に?
・子から「孫の教育資金援助」を頼まれた
・子どもが離婚して、養育費の保証人を頼まれた
第3章●介護
・子どもには「世話にならない」と言ってたけど…
・ヘルパーさんに「ついで」を頼んだら断られた…
・「仲の良い子」と「折り合いの悪い子」がいる
・子が介護のために「仕事を辞める」と言っている
・トイレ介助、入浴介助が必要になったら誰に頼む?
第4章●配偶者の死
・配偶者が亡くなり「一人暮らし」を実感
・配偶者の遺品整理で子どもと喧嘩に…
・「心配だから」と無職の子が住み着いた
・夫の死後は、夫の親族とかかわりたくない!
・再婚を考えているけど、子の反応が心配…
第5章●住まう場
・老後の田舎移住、海外移住はアリ?
・事故も心配だけど、免許の返納はまだ…
・子からの同居の申し出を断ったけれど…
・子どもが施設入居を強硬にすすめてくる
・入居した高齢者施設が倒産してしまった!?
・年金額が少なくても入れる施設はある?
第6章●最期の準備
・「延命措置」について家族で意見が対立
・死後の手続きに必要
内容説明
入院や介護、相続などで「子どもに迷惑をかけたくない」というシニアは多いですが、そのためには元気なうちからの準備が必要です。入院したり、介護が必要になったら?配偶者が亡くなり一人暮らしになったら?今の住まいにずっと住み続けられるか?老後資金はどのくらい必要か?相続やお墓で家族に苦労をかけないか?…それぞれの経済状況、家族の構成や関係性にも大きく左右されるため、親い友人にも(ときには家族でも)相談しにくいテーマです。本書では、30年にわたり「老親と、その子ども」を取材し続ける著者が、「長い老後」を安心して暮らすために、知っておきたい・やっておきたいことを、リアルな事例を交えながらわかりやすく解説。「迷惑をかけたくない」だけでなく、「迷惑をかけられたくない」という本音にも応える1冊です。
目次
1章 入院
2章 お金
3章 介護
4章 配偶者の死
5章 住まう場
6章 最期の準備
著者等紹介
太田差惠子[オオタサエコ]
介護・暮らしジャーナリスト。京都市生まれ。1993年頃より老親介護の現場を取材。取材活動より得た豊富な事例をもとに、「遠距離介護」「仕事と介護の両立」「介護とお金」などの視点でさまざまなメディアを通して情報を発信する。企業、組合、行政での講演実績も多数。AFP(日本ファイナンシャル・プランナーズ協会認定)資格も持つ。1996年、親世代と離れて暮らす子世代の情報交換の場として「離れて暮らす親のケアを考える会パオッコ」を立ち上げ、2005年に法人化。現理事長。2012年、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科修士課程修了(社会デザイン学修士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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